ミッシェル・アルノー・エ・フィス　グラン・クリュ　ヴェルズネイ　ロゼ・ド・セニエ　2018

爽やか且つ活力を与えるロゼ！

モンターニュ・ド・ランス地区でも北東向きのエリアに位置するヴェルズネイ村。ピノ・ノワール栽培の聖地と称されるこの地で、前世紀末からブドウ栽培を続けるのがアルノー家です。パトリス・アルノーが育てるヴェルズネイのブドウは、グラン・メゾンがこぞって欲しがる逸品で、ボランジェを始めとする名立たるグラン・メゾンにプルミエ・タイユを分け与えています。

こちらは、「レ・キャロ」と「レ・クチュール」の2つの区画のブドウを使用しています。数時間のマセラシオン後、デキュヴァージュを経て、全工程をステンレスタンクで熟成しています。その後、自社セラーにて4～5年間澱熟成し、リリースされます。ドザージュは５ｇ/Lです。

スパイシーでフローラルな香り。スミレとラベンダーのニュアンスが、ナツメグやクミンを伴うスパイス味へと変化します。また、フレッシュな果実味がストレートに広がり、バラや牡丹の花の香りが現れます。アフターにシェリー味が感じられ、長い余韻へと続きます。複雑な味わいで、爽やか且つ活力を与えるワインです。