シモン・コランSimon Colinシャサーニュ・モンラッシェの名家から誕生した新ドメーヌシャサーニュ・モンラッシェの名門コラン家から、2021年に新たなドメーヌが誕生しました。 創設者のシモン・コランはフィリップ・コランの息子で、父から醸造施設を買い取り独立しました。 ワイン造りの方向性の違いから、親子で話し合い、それぞれのスタイルを追求する道を選んだといいます。 シモンは2014年から父の下で経験を積み、南アフリカでも研修を行いました。 その後、ピュリニー・モンラッシェの名門ドメーヌ・ソゼでブノワ・リフォーの下、2017年〜2019年の間修業し、 そこで培ったエスプリを現在のワイン造りにも大切にしています。 若くして多彩な経験を積んだことが、現在のスタイルの基盤となっています。 また、シモン・コランは今年の『メイユール・ヴァン・ド・フランス2026』で1ツ星に昇格し、 専門誌からの評価も着実に高まっています。今後ますます注目度が増すであろう若手生産者のひとりです。 シャサーニュには多くの「コラン」が存在し、その起源は1850年代にさかのぼります。 シモンはフィリップの息子で、叔父にブリュノ・コラン、近い親戚にピエール・イヴ・コラン、ジョゼフ・コラン、 マルク・コランを継ぐダミアンとカロリーヌがいます。まさに華麗なる一族の中心にある存在です。 ドメーヌの畑と栽培へのこだわり
畑は父から譲り受けたシャサーニュ、サン・トーバン、サントネイ、マランジュの約9haです。 白6ha、赤3haを所有し、栽培はビオロジック農法を採用しています。将来的にはビオディナミへの移行も視野に入れています。 2017年にはミクロネゴスとしてワイン造りを開始し、2019年に9.3haの畑を譲り受けました。 2021年には自ら100%管理するドメーヌ・ワインをリリースしました。 味わいの特徴と醸造スタイルシモンが目指すスタイルは「飲みやすく、白も赤もピュアでフィネスがあること」です。 白ワインはシャサーニュらしいふくよかなミネラルに、樽の香ばしさと良い還元香が重なり、奥行きと緊張感を兼ね備えています。 赤ワインはタンニンがきめ細かく柔らかく、ベリーのエキス感がしっかりと感じられるエレガントな仕上がりです。 赤ワインは1/3〜2/3を全房とし、抽出は穏やかに行います。ピジャージュは行わず、ルモンタージュのみで優しく醸します。 樽は控えめで、新樽率は約25%とし、果実の純度を重視したスタイルです。 ドメーヌのロゴはシモン自身のデザインで、太陽・ブドウ・月・魚が描かれています。 魚はメルルーサ(タラの仲間)で、フランス語でColinと呼ばれることに由来しています。 父フィリップとは良好な関係で、「好きにやらせてくれた」ことに深く感謝しているといいます。 伝統と革新の両方を受け継ぎながら、新しい挑戦を続けるシモン・コランの今後に期待が高まります。 |
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