ピエール・バイエット　1er　リリー・ラ・モンターニュ　クール・ド・クレ　エクストラ・ブリュット　2019

クラシカルでビターな味わいが魅力的なブラン・ド・ノワール

シャルトーニュ・タイエのアレクサンドルとの息子さんが、2024年から参画し、増々発展するピエール・バイエット。モンターニュ・ド・ランスのトロワ・ピュイ村に構え、テロワールの特徴を余すところなく表現できるようにシャンパーニュ造りに身を捧げています。

リリー・ラ・モンターニュとシニー・レ・ローズの間に位置する一級畑「レ・マラシェ」に1956年植樹のピノ・ノワールから造られるブラン・ド・ノワールです。斜面の中腹にあり、豊かな土壌がチョーク層の上に広がる、やや深い粘土石灰岩土壌のテロワール。シュールリーの状態にて10カ月間、350L樽とステンレスタンクにて熟成を行い、ノンフィルターで瓶詰めされます。デゴルジュ：2024年3月 ドザージュ3.5g/l。

豊かな果実味が口いっぱいに広がり、リリー・ラ・モンターニュの石灰岩土壌がもたらす苦味もほのかに感じられます。繊細でクリーミーな泡、サワーチェリー、プラムの皮、良く熟れた梨やリンゴ、クコの実、繊細なハーブの香りに、微かに感じるスパイシーなニュアンスが印象的。ミネラル豊かで非常にエレガントな味わいで、繊細な酸味が余韻まで長く続きます。
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