サトウ・ワインズ　ラ・フェルム・ド・サトウ　ガメイ　アリッサム　2021

スムースかつ凝縮感ある希少な自社畑ガメイ

サトウ・ワインズはニュージーランドのセントラル・オタゴで大阪出身の佐藤夫妻によって2009年に設立されたワイナリーです。2016年には念願の自社畑の栽培(ビオディナミ農法、BioGro認証取得)がスタート。2019年には自前の醸造所も畑に隣接して建てられ、今後もサトウ・ワインズは新たな挑戦へと進み続けることでしょう。

ラ・フェルム・ド・サトウは、サトウ・ワインズが手掛ける初の自社畑シリーズ。平均標高300mを超える高所のロケーションと適度な広さがあり、傾斜の激しい斜面から造られる、佐藤夫婦にとって念願のプロジェクトです。どのキュヴェも日本への入荷は限定的な希少ワイン。

自社畑に自然に咲く、佐藤さん夫婦がお気に入りの「ニワナズナ」の可愛らしい小さな花に因んで名付けられています。その花言葉は「美しさに勝る価値」「美しさに勝る素晴らしさ」「優しさ」「純粋さ」「模範的な慎ましさ」などで、彼らがガメイに求めるものでもあります。

40％は全房のまま、カーボニック・マセレーションし、その他は除梗。15日間の発酵前浸漬を経て、14日間自然発酵。その後バスケット・プレスされ、ステンレスタンクでさらに自然発酵させます。古樽へ移し13カ月の熟成を経て瓶詰。12カ月以上の瓶熟期間を経てリリースされています。

牡丹の花や、チェリーなどの赤い果実のアロマ。舌触りはスムースですが、しっかりとしたグリップ感を感じます。