世界一高貴で複雑なシャルドネの白ワインを生み出す最高峰の村

ムルソーとシャサーニュ・モンラッシェの間にあり、コート(斜面)の標高225～385mほどに広がる畑は南東向きで日照に恵まれた最高のテロワールを持ちます。石灰質の比率が高く、ミネラルと酸味のレベルはブルゴーニュ随一。透明感のあふれる清らかで気高く強靭なミネラルを持つ最上の白ワインは、ワイン通をも虜にしてしまうほどです。

名前の前後に何も付かないモンラッシェが正真正銘のモンラッシェ。モンラッシェとその上部に位置するシュヴァリエ・モンラッシェ は別格のグラン・クリュです。バタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、クリオ・バタール・モンラッシェ（シャサーニュ側）も洗練された優雅な白ワインを生み出します。

ピュリニィ・モンラッシェでは大手ネゴシアンが全生産量の50%を瓶詰して売り出しているので、ドメーヌ数が少なく非常に希少です。

特にドメーヌ・ルフレーヴ、ドメーヌ・エティエンヌ・ソゼはピュリニィの双璧とされる生産者で、貴族的で筆舌に尽くしがたい最高の白ワインを造り出します。

主要生産者

・ドメーヌ・ルフレーヴ　Domaine Leflaive
・エティエンヌ・ソゼ　Etienne SAUZET
・アンリ・ボワイヨ　Henri Boillot