歴史

畑の総面積は標高400mの僅か4ha。数部屋のアグリトゥーリズモ(宿泊施設)を構え、家族と犬と一緒に山の中で素朴な生活をしながら、父親から受け継がれた畑でワインを造っています。しかし、彼のワイン造りの視点は常にトップの場所を見据えています。実際にキャンティ・クラシコの生産者の中で注目を受け、エスプレッソ誌を始め、ガンベロロッソでもトレビッケーリを獲得するなど、その実績が評価されています。

ビオディナミ栽培をベースに、原始的な手法を用いた醸造を行います。発酵中の温度は夜になるとタンクを外に運んで、自然に下げたり、自然酵母のみを使用したりと「自然」に沿った方法で行われます。ブドウの栽培には気温が低く難しいエリアでしたが、近年の温暖化により徐々にクオリティーを上げ、注目を集めるエリアなのです。昔ながらの素朴なキャンティ・クラシコが多く造られています。