フローラルでエレガントな単一畑ピノ

マオリの言葉で「新しい始まり」、「夜明けの空」を意味するアタ・ランギは、マーティンボローのパイオニアと呼ばれるワイナリーの1つです。深みのある、優雅で洗練されたピノ・ノワールで世界的評価を確立しており、ニュージーランドの生産者ベスト5の最初に挙げられるほどの実力派です。

マクローン・ヴィンヤードは、オレゴンで「ケン・ライト・セラーズ」にブドウを供給しているマクローン夫妻が、「ヴィンヤードプロジェクト」としてアタ・ランギとともに造った畑で、2001年に植樹されました。アタランギの他の畑と違い、砂利が混じる粘土質土壌で、この土壌がもたらす冷却効果により独特の風味豊かなアロマとフレーバーが表れます。

2015年は、これまでリリースされたヴィンテージに比べて、よりフローラルでエレガントに仕上がっています。鉄鉱石や焼き立てのラズベリー、スターアニス、シナモン、カルダモンなどのエキゾチックなスパイスがいきいきと香り立ち、心地良いタンニンがワインにしなやかさを与えています。