ローヌと見紛うエレガントな味わい

マウント･ランギ･ギランは、1963年フラティン兄弟が消滅した畑にブドウを植えて畑を復活させたことに始まります。

ヴィクトリア州の冷涼地であるグランピアンズ、スワンヒル、ベンディゴのブドウを使用します。冷涼地ゆえにブドウの成熟はゆっくりと進み、まるで北ローヌ地方のシラーと見紛うようなスパイシーでエレガントなシラーズを生み出します。ワイン名の「ビリビリ」は、マウント・ランギに暮らしていたアボリジニの酋長の名に由来しています。

プラムとダークチェリーの果実のアロマに、スパイスが加わることで複雑さが感じられます。鮮やかなベリーとデリケートなスパイスの風味が細やかなタンニンに覆われ、長い余韻へと続きます。