素晴らしい世界観をもつ単一畑

リッポン・ヴィンヤードは、ニュージーランドで最上の評価を得ている「世界最南端地域」のセントラル・オタゴにおいて、パイオニアとも言うべき存在のワイナリーです。世界でも数少ない、プレ・フィロキセラの畑を所有。現在はモンティーユ、ニコラ・ポテル、DRCなど名だたるドメーヌ研修を行った、カリスマ醸造家ニック・ミルズ氏が当主を務めており、世界で高い評価を受けています。

リッポンを代表するシングル・ヴィンヤードのひとつがこの「エマズ・ブロック」。畑は最も湖に近い位置にあり、スレート母岩の粘土質土壌です。キュヴェ名は、現在のミルズ家の偉大な祖母の名に由来しています。

ワインメーカーのニックに「まさにソリストのよう！」と言わしめるこの「エマズ・ブロック」は、赤果実の魅惑的な表情に、圧倒的に滑らかで流麗な質感が重なる素晴らしい世界観の細やかで洗練された味わいです。

フラッグシップのリッポンに内包されるひとつの表情を、さらに研ぎ澄まし、より鮮明に打ち出したかのようなシングル・ヴィンヤードは、まさに一度は体験するべきピノ・ノワールです！