シャルロパン・ティシエ　マルサネ・ルージュ　ル・シャピトル　2022

ACマルサネに昇格した区画から造る存在感ある1本

シャルロパン・ティシエは、フィリップ・シャルロパンの長男であるヤンがティシエ家(妻のジュスティン・ティシエ)の協力を得て設立された、3haの小規模ドメーヌです。ヤンはドメーヌ・シャルロパンで白ワインの醸造責任者を務め、大量のワインは高水準に均一な品質で仕上げています。一方、自身のドメーヌではテロワールのダイナミックさを最大限に生かしたワイン造りにチャレンジしています。

2019ヴィンテージよりマルサネ村名クラスに昇格した「ル・シャピトル」の、樹齢約30～40年のブドウを使用。ステンレスタンクにて低温を維持したまま過度な抽出はせず、野生酵母による自然発酵を4週間行ないます。新樽20～30％で18カ月の熟成後、無清澄で便詰めを行ないます。

マルサネの中でも冷涼な区画で造られるこのワインは、果実やハーブの爽やかな香りが広がり、繊細な酸が感じられます。果実の風味とエキスの甘み、存在感のあるタンニンが美しく調和した1本です。