ジャン・ルイ・ライヤール　ヴォーヌ・ロマネ　1er　レ・ボーモン　2021

樹齢84年の古樹に由来するフラッグシップ

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで37年間働いた父と40年間働いていた母を両親に持つ男ジャン・ルイ・ライヤール。自らもDRCで働き、ブルゴーニュの醸造学校での指導者経験もあるライヤールは、1989年に父からドメーヌを継承し、DRCから受け継いだブルゴーニュの王道を行く方法でワイン造りを行っています。

平均樹齢84年に達する、僅か0.7haの区画に由来するドメーヌのフラッグシップ。ボーモンの畑は特級リシュブールの上部(北東)にあるクリマで、レ・ボー・モン・オーのクリマに0.2ha(アンリ・ペロ＝ミノとダニエル・リオンの区画に隣接)、レ･ボーモン・バのクリマに0.5ha(アラン・ユドロ＝ノエラとジャン＝ジャック・コンフュロンの区画に隣接)を所有しています。

レッドチェリーや熟した黒い果実、シナモン、下草、わずかにトリュフのニュアンス。酸、タンニン、果実のバランスが見事で、上品でやや緊張感も備えています。フルーティでミネラルがあり、フレッシュ感も抜群。複雑な旨みの余韻が波となって押し寄せる、ドメーヌ渾身の逸品です！