ようこそ、{@ member.last_name @} {@ member.first_name @}様{@ member.total_points @}

天狗舞

tengumai

白山の風土と、天狗舞の山廃が結実した特別な一本

  • 金沢の美食文化とともに歩んだ老舗銘酒

    石川県白山市。日本三名山のひとつに数えられる霊峰・白山の麓で、200年にわたり酒を醸し続けてきたのが、天狗舞を醸す車多酒造です。
    その歴史は、初代・太右衛門が加賀藩主・前田斉広公から酒造りの許しを得たことに始まります。以来、加賀百万石の豊かな食文化とともに歩み、金沢の料理人からも厚い信頼を寄せられてきました。

  • “山廃の代名詞”として築いた個性

    天狗舞の名を全国へ広めた大きな転機は、1970年代。効率化の波の中で下火となっていた伝統技法「山廃仕込み」に、七代目蔵元・車多壽郎氏と伝説的杜氏・中三郎氏が改めて向き合ったことでした。
    白山の伏流水と山廃仕込みの相性、そして加賀料理に寄り添う力強く奥行きのある酒質。その可能性を信じて造られた天狗舞は、やがて「山廃の代名詞」と呼ばれるまでの地位を確立します。
    その後、八代目蔵元・車多一成氏は、天狗舞の力強さを受け継ぎながら、より現代の食に寄り添う洗練された食中酒を追求。新たな銘柄「五凛」を生み出し、蔵の可能性をさらに広げました。

  • 九代目が挑む、伝統のイノベーション

    2023年、200年以上の歴史を持つ蔵へ戻った九代目・車多慶一郎氏。その若き蔵元が、天狗舞の伝統に新たな挑戦を重ねて生み出したのが「白座」です。2024年に初めて仕込まれ、2026年春に初リリースされた特別な一本です。
    白座に込められているのは、派手な刷新ではありません。師である中三郎氏が確立した天狗舞の山廃仕込み、その一つひとつの工程をさらに細部まで突き詰めること。吸水量、麹や発酵の温度、もろみの管理など、あらゆる工程において、ゼロコンマ単位、ミリ単位の緻密な改革が重ねられています。
    伝統を守りながら、完成されたスタイルをもう一段高みへ導く。白座は、若き九代目と蔵人たちが挑む、静かでありながら情熱的な改革の結晶です。

  • 霊峰白山が育む、米と水の個性

    白座の背景には、石川・白山という土地の個性があります。白山は手取川、庄川、九頭竜川、長良川という四大河川の源であり、古くから信仰の対象として崇められてきた霊山です。
    白山麓は、北陸の冷涼な気候にありながら、酒米に必要な日照量にも恵まれた土地です。標高2,700m級の山々から吹き下ろす冷涼な風が朝夕の寒暖差を生み、稲はゆっくりと成熟します。そこから生まれる米は、凛と引き締まった上品な個性を備えます。
    さらに、白山に降り注いだ雪や雨は長い時間をかけて地層を通り抜け、ピュアでありながらミネラルを含む伏流水となります。車多酒造の仕込水は、国内では珍しいカルシウム主体の中硬水。山廃仕込みにおける自然な乳酸菌の働きを支え、酒に輪郭と柔らかさをもたらします。

白座が目指す、究極の食中酒

白座の造りは、車多酒造が大切にしてきた手仕事と緻密な管理の積み重ねです。全量自家精米にこだわり、米質に合わせた精米を行い、洗米や浸漬では吸水を細かく調整。蒸しの工程にも時間をかけ、米の状態を丁寧に整えていきます。
麹造りでは、旨み豊かな酒を生むために手間暇をかけた麹を用い、山廃酒母では蔵に住みついた乳酸菌と蔵人の温度管理によって、複雑で奥行きのある味わいを育てます。
そして、もろみ管理では旨みと酸味の調和を見極めながら、切れ味のよい酒質へと導きます。力強さ、複雑味、透明感、そして料理に寄り添う余韻。白座が目指すのは、天狗舞の伝統をさらに研ぎ澄ませた“究極の食中酒”です。

ワインを愛する方にこそ味わっていただきたい日本酒

ワイングロッサリーが「天狗舞 白座」に惹かれるのは、山廃仕込みという伝統を守るだけでなく、それを現代の食卓にふさわしい形へと磨き上げている点です。
天狗舞は、力強さと奥行きを備えた山廃の名手として知られてきました。その個性を受け継ぎながら、「白座」ではより緻密に、より洗練された食中酒としての完成度が追求されています。
白山の水、冷涼な風が育む米、蔵に息づく乳酸菌、そして蔵人たちの細やかな手仕事。そのすべてが重なり、旨味、酸、余韻のバランスに優れた一本へと結実しています。しっかりとした骨格がありながら、重たさではなく、料理とともに広がる美しさがある。この感覚は、上質な白ワインや熟成感のあるワインを楽しまれる方にも響くはずです。
「白座」は、伝統的な山廃の魅力を、今の時代の食卓へ自然につなぐ一本です。

天狗舞 tengumai

絞り込み

現在登録されている商品はありません。