モーリッツ・キッシンガー　カンナ・リースリング　2021

リースリングの枠を超える新しい表現が楽しい1本！　

モーリッツ・キッシンガーはラインヘッセンに居を構える若手の新星。ホットな若手ドイツ生産者の中でも随一の国内人気を誇り、初リリース時から多くの注目を集めています。その圧倒的な才能にドイツの大御所「ケラー」も絶賛するなど、今後絶対に目が離せない生産者です。

このリースリングは、キッシンガーを輸入しているワイン・インポーターのクライン・アバ・ワイン代表佐々木氏の娘さんのお名前「カンナ」を冠したキュヴェ。特級格の畑「ディーンハイマークロイツ」に植わる平均樹齢32年のリースリングを使用。手摘みで収穫後、3日間マセレーションし、24時間かけてゆっくりとプレス。酸素に触れないよう慎重に扱います。マストの一部を古樽で発酵させ、残りは600Lの大樽でシュール・リーしています。

広がりのある、柑橘や青竹、スパイスを感じるアロマ。研ぎ澄まされた酸と、石灰由来のチョーキーなミネラル感があり、長期熟成のポテンシャルも感じさせます。一般的な"リースリング"の枠を飛び越える、個性あふれ生き生きとした味わいは、ナチュラルなテイストですが非常に美しいスタイル。 既存のイメージを超える、新しいリースリングの表現を目指したキッシンガーの情熱が伝わってくるような1本です。
鶏とジャガイモのオーブン焼きと合わせたところ、抜群の相性を発揮してくれました♪