ドメーヌ・シルヴァン・カティアール・エ・フィスDomaine Sylvain Cathiard et Flis
探しても飲むべきヴォーヌ・ロマネの入手困難生産者![]() ドメーヌの設立は1930年代。シルヴァンの祖父が故郷のサヴォワからブルゴーニュに移住したことに始まります。彼はドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティとフランソワ・ラマルシュのもとで働き、ワイン造りの経験を積みながら少しづつ畑を購入。50年代後半にドメーヌ元詰を始めました。1969年、経営はシルヴァンの父アンドレに引き継がれ、1980年代の終わりにはシルヴァンも加わりました。息子のセバスチャンはシャブリ、ボルドー、マールボロなどで修行した後、2006年から加わり「シルヴァン・カティアール・エ・フィス」を設立。2011年以降はセバスチャンがドメーヌを運営しています。 ドメーヌが所有する畑はヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニィにまたがる5haほどでしたが、2019年以降、オート・コート、ジュヴレ・シャンベルタン、そしてアリゴテのブドウを栽培するいくつかの地域のブドウ園の区画を購入。現在は12.5haにまで拡大しています(グラン・クリュのロマネ・サン・ヴィヴァンでは、0.17haを所有)。 栽培と醸造カティアールのワインは全ラインナップにわたり、若々しさ、並外れたエネルギー、果実の純粋さを備えています。セバスチャンの哲学は一貫して「偉大なワイン造りの鍵は、ブドウ畑での勤勉な作業にある」というもの。ドメーヌに到着した果実は厳格な選果の後、完全に除梗されます。セバスチャンは「新樽の使用を控えることでテロワールを反映したワインが生まれる」との信念のもと、全キュヴェにおける新樽の使用を段階的に削減し、現在は村名までのキュヴェに最大30%、1級と特級においては50〜75%ほどとなっています。 |
ドメーヌ・シルヴァン・カティアール・エ・フィス Domaine Sylvain Cathiard et Flis
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