魅力的な古代品種「グレコ」の味わい

サルヴァトーレ・モレッティエーリは1983年に設立しましたが、それ以前からブドウ栽培とワイン造りは家族で伝統的に行われてきました。ブドウ畑はイルピニア地区のモンテマラーノの丘に所有し、除草剤や殺虫剤などは一切使わず、オーガニック農法を採用しています。

海抜550～600mにある南東向きの畑で、凝灰岩の混じった粘土質土壌。樹齢15～20年のブドウを手摘みで収穫が行われます。温度管理されたタンクで発酵させ、ステンレスタンクで12カ月間熟成後、2カ月間の瓶熟成。

グレコ種はギリシャにルーツをもつイタリアの古代品種の一つで、アヴェッリーノ県の気候風土に適し、個性的な味わいで良く知られています。

こちらは、フローラルな香りとアプリコットのような果実の香りが特徴的。凝縮感があり、エレガントな仕上がりになっています。アクアパッツァやトマト煮込みなどとのマリアージュもおすすめです。