畑とブドウの個性が明確に表現された1本

2003年に最難関資格であるマスター・オブ・ワインに最年少で合格した世界的なコンサルタント、サム・ハロップ氏が故国ニュージーランド北島のワイヘケ島で造るワインが「セダリオン」です。

こちらの「クロナル」は、「ブロック31ヴィンヤード」から2014年に新たに加えられたキュヴェです。

ワイヘケ島の東端にある1haの南西向きの区画で、急勾配に2つの異なるクローンが植えられています（シャーヴとエルミタージュ）。高度のミネラルを含む粘土質の土壌が優れた酸とタンニンを生み出し、この土壌と冷涼な気候によって、長年にわたりフレッシュさと品質を保つことのできるワインが出来上がります。

2014年ヴィンテージは、シャーヴのクローンよりも小さな実、堅い房、低収量であるエルミタージュのクローンのみから造られています。フレッシュな赤果実、スミレ、ジャスミン、ローストペッパーなどの芳醇なアロマが香り、フラッグシップシラーよりもよりきめ細かいタンニンとはっきりした酸が感じられます。

最低限の介入と丁寧な樽使いによって、畑とブドウの個性を明確に表現しています！