ル・ドメーヌ・ダンリLe Domaine d'Henri![]() ル・ドメーヌ・ダンリはラロッシュ家の6代目当主であるミッシェル・ラロッシュ氏が、2012年にラロッシュを勇退し、自らの子供達と再興した小規模ドメーヌです。
16歳からワイン造りを行ってきたミッシェル氏が50年目の人生の集大成として選んだのが、「テロワール・シャブリ」の究極を体現する「オートクチュール」とも呼ぶべき小規模ドメーヌ、ル・ドメーヌ・ダンリです。 生みだされるワインは、“クチュリエ”であるミッシェル氏による「手造りの1本」であり、「洗練を究めるように磨きあげられた、一点の曇りもなき緊張感のある芸術的領域に達したワイン」と評されます。 ル・ドメーヌ・ダンリのワインを口にした人は皆、ACシャブリはトップクラスの造り手による1級シャブリに比肩し、1級フルショームのワインは、同じくトップクラスの造り手によるグラン・クリュのレベルにあることに驚きます。 中でも、“シャブリの至宝”とも言える樹齢75年の古木の葡萄のみで造られるフラッグシップワイン「Héritage/エリタージュ」は、もはやAOCを超越し「芸術の領域」に達したワインと言っても過言ではありません。 それは、ル・モンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェ、あるいは、レ・ドモワゼルやレ・ペリエール(dessus/ドゥシュ)等から生み出される一部のワインの如く、単なる味わいの優劣を超え、飲み手の五感・五臓六腑全てに「感動」をもたらす、つまりは、音楽や絵画等と同様の「芸術領域」と謂える神に祝福されたワインなのです。
最近では、ラロッシュ家の7代目でありル・ドメーヌ・ダンリの二代目として次女マルゴー・ラロッシュ氏も指揮を執っています。彼女はパリでビジネスについて学んだ後、2012年にル・ドメーヌ・ダンリを継ぐためシャブリに帰郷。父から最上のシャブリ造りの哲学と栽培・醸造を学びました。2014年から実質的にドメーヌの陣頭に立ち、早10年以上の濃密な経験を積んでいます。当主名門にありがちな「オフィスだけにいる当主」ではなく、常に畑と醸造所で汗を流し続けるシャブリのサラブレットです。 |
ル・ドメーヌ・ダンリ Le Domaine d'Henri
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