フィリップ・ル・アルディPhilippe le Hardiブルゴーニュ地方最大規模の総面積97haの広大な畑2021年7月1日より、「シャトー・ド・サントネ」はその起源を再認識し、ブルゴーニュ公国の初代公王「フィリップ・ル・アルディ」の名を冠して新たな歴史をスタートさせました。 そのフィリップ・ル・アルディが1395年に発した勅令は、その後のブルゴーニュにとってたいへん画期的なものとなりました。公王はブルゴーニュの畑からガメイを引き抜き、より高貴なピノ・ノワールを植えるよう奨励したのです。そういった歴史もあり、釉薬瓦の屋根を持つ歴史ある素晴らしいシャトーは、人々から愛着を持って「シャトー・フィリップ・ル・アルディ」と呼ばれるようになりました。 ブドウ畑は、お膝元のサントネイのほか、ボーヌ、アロース・コルトン、ポマール、サン・トーバン、オート・コート・ド・ボーヌに広がり、さらにコート・シャロネーズのメルキュレ、そしてグラン・クリュのクロ・ド・ヴージョまで、ドメーヌの総面積は97haにも達しています。 ドメーヌでは、この広大な畑を除草剤に頼らず耕作するとともに、草生栽培を施して、土壌の微生物層を活性化。カリテ・フランスとテラ・ヴィティスの認証を受けたビオロジック栽培を実践しています。また、ワイン醸造は伝統的な手法を取りながらも、空気式圧搾機や自動ピジャージュなど、常に最新の設備を投入。醸造責任者であるジェラール・ファニョーニの監督下、アペラシオンごとにテロワールの特徴を最大限引き出すべく、最適な醸造が行われています。細心の注意をもって栽培、醸造されたフィリップ・ル・アルディのワインを味わえば、4人の公王により繁栄を誇った、14世紀から15世紀の偉大なブルゴーニュを思い描くことができるでしょう。 |
フィリップ・ル・アルディ Philippe le Hardi
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