ジャン・クロード・ラモネJean Claude Ramonet
世界最高の白ワイン生産者1920年、ピエール・ラモネによって創設されたシャサーニュ・モンラッシェ村に本拠を置くドメーヌです。ドメーヌ設立当時の1920年代から元詰を開始、その直後にアメリカ市場に紹介されたことが、世界最高の白ワイン生産者の1人として今日の名声を獲得するきっかけとなりました。 ピエール氏は1994年に他界するまでカーヴに立ち続けた伝説の人物で、そのワイン造りの精神は2代目アンドレ氏、3代目ジャン・クロード氏とノエル氏の兄弟にも引き継がれました。現在ノエル氏は栽培を担当し、ジャン・クロード氏が主に指揮をとっています。また、ノエルの息子たち(ミシェルとピエール=フランソワ)とジャン=クロードの娘の一人(アンヌ=フランス)もチームの一員として加わり、活動しています。 豪華な所有畑と丁寧な栽培現在では誰もが認めるトップ・ドメーヌの原点は、1934年、ピエール氏が最初に購入した1.5haのシャサーニュ・モンラッシェ1級畑レ・リュショットから。その後も徐々に畑を購入し、年月を経て拡大。1978年にはドメーヌを代表するトップキュヴェ「モンラッシェ」の畑を獲得、その後ドメーヌ・シャルトロンとのブドウ畑交換により、20年後にシュヴァリエ・モンラッシェが加わり、 1990年代初頭にはサン・トーバン・ル・シャルモワとシャサーニュ・モンラッシェの1級畑を追加取得。2011年にはブーズロン、2014年にはカイユレ(旧ヴァンサン・ジラルダン所有)も取得しました。 醸造自体はシンプルであり、このドメーヌの名声を支えてきたのは、紛れもなく畑での細やかな作業によって産み出されるブドウの質の高さに尽きます。ブドウ樹の生体バランスを失い、樹の寿命を早めるとして夏の摘房を避け、春先の摘芽、摘穂を5~8芽だけ残すように厳しく行います。雹や霜の被害にあって収量が激減しても「その時は仕方ない」と考え、収量ではなく品質を最優先としています。 ![]() 愛情を注ぐ特別なキュヴェ毎年4つのグラン・クリュを生産するにもかかわらず、ラモネ家は祖父ピエールが名を馳せた1級畑「レ・リュショット(白ワイン)」と「クロ・ド・ラ・ブードリオット(赤ワイン)」に特別な愛情を注ぎ続けています。 プルミエ・クリュの中でも最も刺激的で、驚くべき果実の濃縮感を備えたリュショット。果実の質においてコート・ド・ニュイを垣間見せる、実にスタイリッシュなブードリオット。これらは数ある美しいラモネワインの中でも特に傑出した存在であり、白ワインだけでなく赤ワインの生産においても突出した実力者であることを裏付けています。 |
ラモネ Ramonet
絞り込み

