シュロス・ゴベルスブルク　レス　グリューナー・ヴェルトリーナー　2023

凝縮した果実味とキレのある酸が特徴的なクラシック・グリューナー

シュロス・ゴベルスブルクは、遅くとも1171年以来カンプタールでワインを生産する、現存するオーストリア最古ワイナリーのひとつです。1994年から現オーナーであるミヒャエル・モースブルッガー氏が60年リースで借り受けて運営。ファルスタッフでは4ツ星に格付けされており、2019年にはWine ＆ Spirits誌「世界の100ワイナリー」にも選出されました。

こちらはカンプ川近くに堆積された柔らかい土壌であるレス(黄土質)土壌に植樹されたブドウを使用。石灰を含んだレス(黄土質)土壌はワインに上品で、古典的なグリューナーのストラクチャーと、特有のキャラクターを与えます。

藁やスパイス、かすかにルバーブの香り。抜栓したてはやや硬い印象もありますが少しスワリングしていただくと素晴らしい果実香が立ち上ります。レモンやグレープフルーツの柑橘系果実がぎゅっと凝縮され、ストラクチャーを構成する土壌由来の塩味をまとったミネラル感が長く余韻で続きます。

おすすめマリアージュ：冷麺、すだちそうめん、中華料理、揚げ物