テヌテ・フェッロチント　マリオッコ　2021

注目の土着品種マリオッコ

2007年に設立されたテヌテ・フェッロチントは、カラブリア州とバジリカータ州の間、ポリーノ山脈の麓に位置しています。ラベルには必ず山々が描かれており、それだけポリーノ山脈を大切に思っていることが伺えます。

日本ではあまりなじみのない「マリオッコ」という北カラブリアの土着品種を使ったこのワイン。今ままで飲んだことのないスタッフは興味深々でしたが飲んで、南の品種とは思えない優しさとキレイな酸にびっくり！ 　南イタリアの太陽をたっぷりと浴びた果実味の強いワインとは全く異なります！

濃いルビー色。タンニンはとても細かくまろやか。赤いベリーの香りにユーカリの葉のような清涼感ある香り。ステンレスタンクで熟成しているのでブドウの素直な旨味を感じます。

マリオッコはもともと細かいタンニンを持つのですが、 それが冷涼な気候と上手く作用して涼やかなキレイな酸が現れています。