ファミリア・フェルナンデス・リベラ　コンダード・デ・アサ　べインテ　アルデアス　2018

力強い味わいを秘めた有機栽培ブドウ100%の地ワイン

1985年、ロバート・パーカーがハヌスを「これぞスペインのペトリュス！」と評したことで、ペスケラは一躍脚光を浴び、スペインで最も権威あるボデガとして世界に広く認知され、今も最高の評価を受けています。現在フェルナンデス・リベラ・グループは、4つのボデガから成り、そのワインは世界70国以上で販売されています。

コンダード・デ・アサから初めてリリースされる有機栽培ブドウ100％の地ワイン(ヴィノ・デ・ラ・ティエッラ)。1011年、イスラム教国家からの国土回復運動の時代、最初にコンダード・デ・アサ(アサ郡)に加盟した20の村々に因み、ヴェインテ・アルデアス(20の村)と名付けられました。

黒果実の濃厚なアロマに仄かな乳製品のニュアンスがテンプラニーリョ特有の甘草の香りと共に香り、後からアメリカンオーク由来のバニラやキャラメル・コーヒーなどのトースト香と仄かなスモークの香りが広がります。力強い味わいを秘めたワインで、アタックは肉付きが良く、タンニンと酸のバランスが絶妙。丸みのあるタンニンがフルーティな果実味と共に口中を満たし、トーストやリコリスの香りを帯びた心地よく余韻の長い後味が広がります。中長期的な熟成が効くワインで、今後10年以上にわたり格別な飲み頃が続きます。