ショヤマン　シャルドネ　ダイデスハイム　2023

シャサーニュを思わせるエレガントなシャルドネ

ショヤマンは、現在4代目にあたるジモンとカブリエル兄弟が担うワイナリーです。土壌の特徴とそこに現れる唯一無二の個性を引き出したワインを造っています。

ショヤマンのワインの魅力は、まさにファルツの個性にあります。アルザス同様、南北に細長いファルツの西側にはハールト山地が連なり、西からの雲が山地で雨を落とすことで、東側は乾燥して温暖な気候となります。ショヤマンが拠点を置くダイデスハイム周辺は、雑色砂岩・ローム・マールといった土壌が多く、酸は穏やかで果実の熟度も高いスタイルに仕上がります。

香りはフローラルを基調に、アプリコットや洋ナシなどの果実に、ハーブやスモーキーなニュアンスが重なります。口当たりは滑らかで、調和のとれた酸味と心地よい塩味を感じさせ、重心の低いエレガンスはまるでシャサーニュを思わせるシャルドネです。