ミネラル感にあふれた軽やかで気品ある1本

世界遺産にも登録されるオーストリアきっての銘醸地、ヴァッハウのヴォーゼンドーフ村に1786年からあるワイナリーがマッハヘルンドゥルです。栽培、醸造ともに伝統的な手法を重んじる地に足のついた造り手で、頑固なまでに畑仕事を重視しています。

こちらは、マッハヘルンドゥル家が大切にしている単一畑「コルムツ」のブドウから造られるワイン。コルムツはグラン・クリュに相当する畑で、しっかりとした骨格をもちながら透明感があり、年を経るほどに深みが増すワインが生み出されます。

明るいレモンイエローの色合いに、リンゴや梨、スグリの実、ネクタリンなどのエキゾチックで豊かな果実味。品種特有のスパイスやミネラル感とともに、かすかなナッティなニュアンスが舌の上に広がり、フィニッシュには爽やかなミントの風味が残ります。

濃密でクリーミーな質感でありながら、軽やかで気品あるエレガンスが感じられます。