ヨハネスホーフ・ライニッシュ　ピノ・ノワール　2022

安定感のあるピノ・ノワールのお手本的キュヴェ

ヨハネスホーフ・ライニッシュは、気候や土壌がブルゴーニュに似ていることから、オーストリアのコート・ドールとも呼ばれているテルメンレギオン地区の一角に存在します。あくまでも地元特選品種にこだわり、素材の力を最大限に引き出せるよう、伝統を守りつつ、現代手法も取り入れた醸造方法を行っています。

タッテンドルフは、年間の日照時間が2000時間を超え、オーストリアでも特に日当たりがよく、乾燥したブドウ栽培地の一つです。そのため、毎年品種特有のアロマがギュッと詰まった完熟ブドウが実ります。東側に高原、北側に丘陵地帯を控え、常に風が吹いている関係で、雨が降ってもブドウの枝葉はすぐに乾き、房はカビの害を受けることなく成長します。土壌は褐色森林土、砂質の沖積土、礫岩が混じり、上質のワイン用ブドウ栽培に理想的条件を備えています。

ワインフェスティバルにて、第三位の人気を獲得したこちらのワイン♪ オークの大樽で熟成され、ラズベリーやブラックベリー、キャラメルなどの香りが広がります。熟した果実味が存分に感じられ、濃密さ、豊かさ、凝縮感の3拍子と、ピノ・ノワールのお手本とも呼べるような仕上がりです。暑い季節には少し冷やしてもお楽しみいただけます。

※抜栓後、還元香が感じられる場合がありますが、グラスをよく回していただくと離れていきます。抜栓して2～3日経つと、複雑味も加わり、より一層美味しくお召し上がりいただけます。