クリーミーなボリューム感がある味わい

ソノマ出身で実家もブドウ農家のワインメーカーのデニス・ヒルは、セゲシオやブラックストーン・ワイナリーでその敏腕を振るい、ブラックストーン・ワイナリーが買収された後は多くのワインメーカー達を束ねるヴァイス・プレジデントとして数年を過ごしました。その後、2006年にイスラエル出身の元弁護士の企業家ヨアヴ・ジラットと出会い、キャノンボール・ワイン・カンパニーが誕生したのです。

こちらのキュヴェは、フレンチオークとステンレスタンクをともに50％ずつ使用して発酵します。熟成により見事なバランスを形成し、オーク樽やマロラクティック発酵の影響も最小限に抑え、品格のある仕上がりとなっています。

パイナップルやバニラなどの甘いスパイス、ハニーサックルにミネラルなどの複雑なアロマが香り立ちます。口に含むと、豊かでクリーミーなボリューム感が膨らみ、繊細なメロンやシトラスのフレーバーが感じられ、スムースな風味がフィニッシュへと繋がっていきます。