スタッグス・リープが誇るトップキュヴェ！

スタッグス・リープ・ワイン・セラーズは、1976年のパリ・ティスティング、通称「パリスの審判」で、ボルドーの1級シャトーを相手に勝利したワイナリーとして一躍世界中にその名を轟かせました。ワイナリーの設立は1970年。当時、ネイサン・フェイが所有していたフェイ・ヴィンヤードを中心にして、スタッグス・リープは創立されました。

1974年当時、スタッグス・リープのコンサルタントを務めていたアンドレ・チェリチェフが、熟成中のバレルテイスティングを行ったところ、｢Cask 23｣と名づけられた大樽のワインが他とは異なる優れたポテンシャルを持っていることに気付きます。そして、この特別なロットをブレンドせずにそのままボトリングし、樽の名前だった「カスク23」という名前でリリースすることになりました。

当時はS.L.V.の特別な区画から造られていましたが、現在はS.L.V.とフェイの最も優れたロットをブレンドして造られています(基本的には50％ずつブレンド)。華やかなフェイ由来の香りと、SLV由来の骨格と黒系果実の味わい。ボイズンベリー、ブラックチェリー、モカやリコリスの香りに、たっぷりとしていてビロードのように滑らかなタンニンを保持しています。