ヴジョ(ヴージョ)Vougeot区画の位置や生産者選びがおいしいワインに出会えるキーポイントヴジョ村は、シャンボール・ミュジニィ村とフラジェ・エシェゾー村の境目に位置する小さな村。村の名前は村の背後の丘のふもと、レ・ザムルーズのブドウ樹の下を水源地とする小さな川、ヴージョからつけられました。シトー派修道会が12世紀にブドウ畑を拓いたと伝えられています。 ヴジョ村の80%は村唯一のグランクリュ「クロ・ド・ヴジョ(50.59ha)」で占められており、市場には80人以上の生産者・50種以上の生産者違いの「クロ・ド・ヴジョ」が存在します。 これだけ大きな畑なので、斜面の位置や土壌もばらばら。同じ銘柄でも生産者によって味が全く異なるので、クロ・ド・ヴージョでは特に生産者に注目して、良い生産者のものだけを仕入れています。 斜面の上部は白色魚卵状石灰岩、小石に少しの粘土という理想的な土壌。斜面中部は泥灰土に石灰岩、小石もあるので水はけがよく良質なブドウができます。しかし、下部は水はけの悪い沖積土なので凡庸なブドウしか得られません。当時から上部は法王のグランクリュ、中部は王様のプルミエクリュ、下部は修道僧のための畑として認識されていたほどブドウの格差が激しいことがわかります。 主に赤ワインが造られていますが、ここのプルミエクリュの白ワイン、クロ・ブラン・デゥ・ヴージョも特筆すべきもの! 主要生産者 |
ヴジョ(ヴージョ) Vougeot
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