ル・ゲレック・デュクエ　ジュヴレ・シャンベルタン　レ・ジョーヌ・ロワ　2023

緊張感と骨格が際立つ洗練されたジュヴレ

ジュヴレ・シャンベルタン村に北接するブロション村に1910年より続くブドウ栽培家の家系であるル・ゲレック家。アンリ・マニャンのシャルルの下で修行した後、ドメーヌ・ピエール・アミオで栽培に従事していた元義兄のアルノーとともに「ドメーヌ・ル・ゲレック・デュクエ」を設立し、2019年より自身のワイン造りを開始しました。

樹齢約70年の古樹が植わる0.34haの畑。収量は30hl/ha。ステンレスタンクでアルコール発酵後、1回使用樽100%でマロラクティック発酵＆15カ月間熟成。

黒スグリや森のベリーに加えて、クリスマススパイスのような甘い香りをほのかに感じさせる、深みのある魅惑的なアロマ。シルキーで柔らかなテクスチャーと、美しく滑らかなタンニンが明るい酸味と織り交ざり、長くピュアな果実の余韻を残します。中盤の緊張感としっかりした骨格が際立つ、非常に洗練された味わいです。