若いうちから魅力を放つバランスの良い1本

1859年に設立されたドメーヌ・ジャン・シャルトロンはピュリニィ・モンラッシェ村に本拠地を置く名門ドメーヌ。父の時代はネゴシアン名を冠したワイン販売に特化していましたが、2004年に当主に就任した息子のジャン・ミシェルがネゴシアンを売却、名声復活のためにドメーヌ業に専念し、現在急速に評価を高めています。

ポマール北西、ナントゥー村の斜面「アン・ボワ・ギユマン」と、一部その向かいの斜面「スー・ラ・ロッシュ」のブドウを使用。樽で発酵、シュール・リーで8カ月熟成後、タンクで3カ月熟成させます。

柑橘類や桃などのピュアでエレガントな果実味と丸みが感じられ、豊かなミネラルと絶妙に溶け込んだ樽の風味が広がります。いきいきとした酸の心地良さがあり、若いうちから魅力を放つバランスの良い1本です。