ドメーヌ・レザストレル　ブルゴーニュ　ルージュ　レ・コンブ　2022

完成度が高く複雑な1本

ワインに並外れた情熱を持つ医療業界出身のジャン・マリーとイサベル・シャピエ夫妻は、2019年にジュヴレ・シャンベルタン村の老舗生産者、ドメーヌ・ピエール・ネジョンを買収。醸造責任者には、コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエにて30年以上の醸造経験を持つフランソワ・ミエ氏を父に持つジュリアン・ミエ氏を招聘し、ワイン造りの全権を任せています。

フラジェ・エシェゾー村の平地に位置する0.32haの区画で、村名ヴォーヌ・ロマネとなるレ・シャランダンの国道向い。粘土質を含んだ赤色泥土に石灰岩が混じる土壌で構成されており、平均樹齢は35年。100%除梗後、自生酵母を用いて発酵し、新樽10%を含むオーク樽で15カ月間熟成します。

チェリーを中心とした赤い果実のブーケと胡椒のようなニュアンスが調和した豊かな香りを放ちます。口に含むと美しく力強いアタックが感じられ、余韻が長く続きます。完成度が高く複雑で、価格以上の満足度を与えてくれる1本です。