シャトー・リフ　２013

豊かな香りと洗練された味わいが魅力

シャトー・リフは、ル・パンやヴュー・シャトー・セルタン等、ボルドー右岸のビッグネームを多数所有するティエンポン家がサン・テミリオンで手掛けるシャトー。2010年にティエンポン家が購入し、シャトー・ル・オー・プランティーから名称変更されました。松が由来となっているル・パン同様、リフもイチイの樹がモチーフです。ファーストのシャトー・マルゴーがカベルネ･ソーヴィニヨンの比率を高めつつあるため、これまでマルゴーに使用していた極上のメルローがセカンドでもあるこちらのパヴィヨン・ルージュに使用されています。

グラスの底が見えないほどの濃く暗い紫を帯びたルビー色、花々やブラックカラント、チェリー、燻煙や大地の芳香があふれ、適度な重厚さとコク、溢れんばかりのたっぷりとした果実味や甘いタンニンを備えています。豊かな香りと洗練された味わいが魅力で、年産僅か15,000本ほどの希少なワインです。