テロワールの多様性を表現する新キュヴェ！

アンリオ家は17世紀からワイン造りに携わり、1808年にアポリーヌ・アンリオ夫人がメゾン・アンリオを設立。この時から今日に至るまでの200年以上、家族経営を行っている老舗のシャンパン・メゾンです。

8代目当主ジル・ド・ラルズィエールが当主就任時、セラーマスターとヴァン・クレールの試飲を毎月実施し、シャンパーニュのテロワールの多様性に改めて感銘を受けたことで始まったアンリオの新キュヴェ「リナタンジュ」。

リナタンデュとは、「予期せぬ」という意味。実はこのリナタンデュに使われる畑は予め決められておりません。ヴァン・クレールの状態で試飲し、その年最も輝いている畑を選び、ボトリングが行われます。テロワールの個性に焦点を当てるため、あえて単独のグランクリュでリリースされます。白ブドウか黒ブドウかさえ決まっていないという、まさに「予期せぬシャンパーニュ」です。

記念すべきリナタンデュのファーストヴィンテージに選ばれたのは、コート・デ・ブランのグランクリュ「アヴィーズ」です。精確で、繊細かつ奥行きがあるアロマに、石灰質土壌がもたらすミネラルとシャルドネが持つ爽やかな風味が感じられます。完璧なまでに一貫性があり、直線的でいきいきとした精確な味わいをお楽しみいただけます。