トゥーレ　リースリング　シュロスベルグ　2020

静謐な美を感じさせる、究極にエレガントな1本

ラインヘッセンの地で17世紀からブドウ栽培に携わってきたトゥーレ。ワインは石灰岩由来の強いミネラル感が特徴です。味わいはとても凛としており、和の雰囲気すら感じさせます。今国内外でとても注目を集めており、若い世代のドイツ生産者を代表する兄弟として今後を期待されています！

シュロスベルグはその名を中世から知られるグランクリュに値する畑。海抜170～230mに位置する、粘土質で酸化鉄を含んだ石灰岩からなる土壌で、ライン川に対してシアター上に開いている西向きの区画です。10月下旬にすべてのブドウを手摘みで収穫。アロマを最大限引き出すために18時間マセレーションし、プレス後、600Lのドイツ産の40~50年使用したニュートラルなオーク樽で発酵。10カ月のシュール・リーを経ています。

新鮮で凝縮した果実、上質なハーブ、火打石のニュアンス。美しい1本の線のような酸と土壌を思わせるミネラル感が、果実味をエレガントに包み込んでいます。凛とした静謐な美しさ、神々しさすら感じる味わい！ ワイングロッサリースタッフいちおしのキュヴェです。ぜひゆっくりと、ワインと向き合って深く楽しんでいただきたい1本です。