ワインバウ・シュトロムWeinbau Strom700年の伝統、150年のワイン史ユルチッチ家のワイナリーが初めて記録文書に登場したのは1541年のこと。記録書の中で、この立派な建物について「修道院に隣接する建物」と明記され、18世紀まで隣接するフランシスコ修道院の「ブドウ収穫の中庭」として使用されていました。ただし、ルーツはバーベンベルク家の時代まで遡ると見られます。地下室の設備の一部は14世紀のものであることが証明されており、また、古いソンホフの門のアーチの上に彫り込まれている家紋は、 2つのゴシック様式の鍵が交差した模様をしています。ユルチッチ家の先祖は以前、この紋章をブドウ畑の土の中で発見しました。以来、この紋章が波乱に富んだ歴史を持つこの一族のシンボルになっています。 自然に還るというモットーにより建設された近代的なセラーテラスは、最大限の効果で重力の原理を利用するため、4階建てにされています。この計算された構造により、健康で汚染されていないブドウの取扱いを可能にしています。 フォークリフトトラックの使用により、ブドウは圧搾機の中に直接満たされます。その後の全房を圧搾する技術により、フルーティーさに関して言えば通常悪影響を及ぼすネガティブなタンニン、酸味、にごり成分、澱が完全に避けられています。人工的な圧力とポンピングを避け、マストは澄ませるため圧搾機から真下に設置されている冷却された容器へと流します。そこから12時間後、ポンプは一切使用せず、発酵セラーへと到達します。この短く、つながった経路、清潔でスピーディーなブドウの処理により、発酵前のワインを硫黄で処理する事が完全に避けられるのです。ワイン醸造の過程で、熟成のためワインに必要な時間を与えるという重要な方針が実行されています。この方針は最先端テクノロジーによってサポートされています。 |
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