独自のブレンドから生まれる熟成キュヴェ

ヘンドリーの畑は、カリフォルニア州バークレー校とデイヴィス校で農学の教鞭を取っていたジョージ･ホワイト･ヘンドリーが、1939年に妻と切り拓いたことに始まります。農作物の品種改良や生育方法を模索し、様々な植物や果物を育て研究に励んできました。ブドウの収穫回数は現在まで75回余りを数え、今日も全ての畑がヘンドリー･ファミリーによって管理･育成されています。

ヘンドリーの新たなラインナップとして造られたこちらのキュヴェは、他のワインには無い、ユニークで個性的なブレンドから成ります。プティ・ヴェルドはブロック15、マルベックはブロック14、カベルネ・ソーヴィニヨンはブロック8、カベルネ・フランはブロック26、メルローはブロック13と、全て異なるエステート・ブロックから収穫されたブドウが使用されます。これらをブレンドし、新樽56％のフレンチ・オークにて18カ月の樽熟成を行います。

2005年ヴィンテージは950ケースしか生産されておらず、現地では完売になるほど。ナパの熟成キュヴェにおいて、コストパフォーマンスにも大変優れた稀少な1本です。