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投稿日:2017年09月23日
ドイツのソーヴィニョンブランは私にとってはそこそこに珍しい。 柑橘の皮とアスパラのグリーンな香りが上品さを損ねぬ程度に立ち上がる。 味わいはグレープフルーツにヴェジタルな風味満載。レタス、千切りキャベツ。 ただし相当にドライなエキス感で酸もキレが強い。 経時変化も楽しめる一本。ゆっくり楽しみたいと思わせる。
思いのほか若々しい色目。 果実の香りが主張強くかつ素晴らしい。 ブラックチェリーにブルーベリー。 青い茎的な香りとややローズマリー様のハーブ。どれも予想以上に若々しいニュアンス。 黒胡椒、土、そして深いタンニン。 素晴らしい。大地の生命感が息づいているようだ。
フレッシュな青リンゴの香りがグっと鼻腔に立ち上がる。 味わいもまさに青リンゴ。 ただし、やや糖度が高めの日本産の青リンゴ。王林を皮ごと齧ったような親しみやすい心地よさ。 日本でとても受けそうな方向性のテイストだ。 他にはマスカット、柑橘。そして白い花。 これは、いい意味で「楽に飲める」シルヴァネールだ。疲れた身体を癒すには家飲みとして理想的。身体にスっと染み込んでくる。
投稿日:2017年09月03日
立ち上がる香りはソリッドな予感だが、口に含むと柑橘とトロピカルの妙なる多重奏。 ただしトロピカルさをシャープなミネラルがキリっと引き締める。 仄かにオイル感と青い濡れ草。 なかなかに素晴らしい。
若々しい色目。 アタック的な香りはブラックチェリーだが、口に含むとエキス豊かなブルーべりーが広がる。 クランベリー的な若さを保持したフレシュな酸。 キメのそろったタンニンに少しばかりの青い茎。 健全な作りという印象。
投稿日:2017年08月01日
なんと「ピノ・ノワリヤン」。 茎的な青いニュアンス(抜栓直後のみだが)と共に、クランベリー、レッドチェリー、イチゴのチャーミングな果実感が。 エキスは穏やか。 酸もそれなりに溌剌。 ただ、興味深いのは、確かに「薄め」の基調ではあるのだが、それでいてどこか凝縮感があり、しかもタンニンが程よくかつ緻密に主張することだ。 いいバランス感。魚でも野菜でもこれで通せそうな仕上がりだ。
それにしてもこのクオリティがこのクラス。 変な言い方だが世の中捨てたものではないと感じる。 20世紀梨の身のような色目。 鼻腔に立ち上がる香りはリッチなライチと洋梨。そしてマスカット。 味わいとしての果実はこれに比してはずま柑橘だ。そこから洋梨、和梨、フジ林檎・・・とヴァラエティ豊かな果樹園が広がる。 蜂蜜、白い花、そして少し青いフレッシュハーブ。
微かにジャムを感じさせるレッドチェリーの香りは、どこかネットリとエロティックだ。革のニュンアスとも相まって。 味わいとしては、活き活きとかつ艶のある酸を伴ったイチゴとレッドチェリー。エキス感はある程度穏やか。タンニンは力強くかつきめ細かで少し修練感を伴う。 スミレ、焦がした材木、土。
オレンジの皮、熟した青林檎の爽快かつチャーミングな香りが立ち上がる。 味わいは花梨に林檎、そしてグレープフルーツ。 大福を覆うきめの細かい打ち粉のような仄かなクリーム感に、爽やかな酸が心地よく重なる。 いいグリューナだ。
ロワールのピノだ。 ふっくらと艶やかな熟度の高いイチゴとレッドチェリーの風味が鼻腔にひろがる。 一方、味わいはフランボワーズに若干のクランベリー。酸がフレッシュだ。 ミネラルの引き締めと緻密なタンニン。 仄かな焦げ感と黒胡椒。
やや黒みがかった艶のある美しいルビーレッド。 少し焦げ感のあるロースト香を伴いつつ、熟度の高いレッドチェリーが香り立つ。 口に含めば程よいミネラルがキュっと口蓋を引き締める。 味わいとしてはエキスはほどほど。この「ほどほど」感によって、楽に甘えながら楽しめることができる。 ミッドからはチェリーよりもイチゴとフランボワーズがフワフワとひろがり出す。キャンディ感もいい方向に作用している。
ベーシックなラインながら単一畑。 独特な樹木系の白い花の香りが鼻腔を擽ぐる。 果実は柑橘だがどこかユニーク。苦味は少なく、ライム、レモン、ユズあたり。 塩味のあるミネラルが痛快。 ドライな仕上がりのオーストリアリースリングの中では出色のクオリティ。
投稿日:2017年06月27日
さすがの仕上がり。 予想以上に頼もしい色目。 熟れた青リンゴの香りが鼻腔いっぱいに広がる。 味わいは金柑、やはり熟れた青・赤林檎、柑橘。 蜜の香りにチャーミングな白い花。 糖度はほどほどに豊かで、艶やかな酸とのバランスが絶妙。 全体の豊かさをやや硬質なミネラルが引き締める。
投稿日:2017年03月07日
艶のある色目。 第一印象はタンニンの美しさ。仄かに収斂感があり、それでいて滑らかに舌を這う感触。 果実は赤果実。ベリーよりもチェリーが強い。黒胡椒のニュアンス。そして全体をダレさせない心地よい冷涼感。
投稿日:2017年02月22日
果実感のありようが素晴らしい。 まず、熟した赤いリンゴにシロップをかけたような、甘味を伴う果実感。 そして、花梨。ワインが構造的に有する甘味と相俟うことで、花梨のキャンディーを舐めているような印象を与える。 酸にキレがあるため、これ以上のバランスが崩れると飲み疲れするであろうという絶妙bなラインが保持されている。
投稿日:2016年12月30日
ウェットな比喩を用いれば、上質な恋愛小説のような赤ワインだ。 グルナッシュ、シラーにムールヴェードル。 フレッシュではあるが「葡萄ジュース」的ではないとても綺麗なイチゴ的ルビーレッド。 最初は茎のニュアンスが感じられるがすばらくすれば融解する。 イチゴ、ラズベリー、クランベリー的なチャーミングな赤果実。 土、ミネラル、フレッシュハーブ、木の皮、胡椒。 抜栓直後は少し閉じた印象だが、杯を重ねるごとに心を開いてくれる。
なんとアルネイスのスプマンテ! 泡の立ち方は穏やかだがキメは細かい。 かなりリッチなアーモンド香がまずは立ち上がる。 そしてややコンポートしたような白桃の香り。この桃とアーモンドがうまくマッチする。 味わいとしてはそれに比してフレッシュ。生の桃。 蜂蜜、花、フレッシュハーブ。 酸がすっとキレるので余韻がとても爽やか。
投稿日:2016年10月09日
程よい熟成度が表現されたエロティックな色目にまず心魅かれる。 香りの立ち上がりは、まず最初にアルコール感。それが落ち着いてのち、ジワジワと豊かな果実感が。 やはりジャム的なブルーベリーあるいはプラムだが、とはいえ粘り気とさらり感が共存した、飲み疲れのない果実感だ。 タンニンの凝縮感が素晴らしい。 軽く加工した肉、腐葉土、紅茶、黒胡椒。 このレンジでこの多様なニュアンスが楽しめる。 とても素晴らしい事実だ。
投稿日:2016年06月08日
家飲みクラスのカベルネソーヴィニヨンとしては優等生だろう。 濃縮感と加熱感のあるブルーベリーとプラム。熟度が高くエキス感が豊か。 一方、カシス、そして冷涼感は控えめ。 酸は柔らか。 タンニンはリッチなロースト感と相俟いつつ荒さを感じさせない。
投稿日:2016年05月04日
とても親しみやすいブルーベリーの果実。 香りの立ち上がりは強く、味わいも抜栓後時間が経つにつれてみるみる豊かになってゆく。 快活な酸と柔らかいタンニンのおかげで、余韻は軽快。 若々しい花の香り。スミレ。そして黒胡椒。