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投稿日:2022年03月21日
かなり淡い色目。美しくキラキラ輝いている。 柔らかめの青リンゴが心地よく立ち上がる。マスカット、あるいは少しトロピカル。 しかし。 味わいは綺麗なレモン。 いい意味で線が細くキラキラしたミネラルと艶のある快活な酸。 レタスのようなミントのようなヴェジタル感。 味わいの透明感。これはかなり秀逸だ。 家飲みのシャルドネとしては、好みの問題だが私のゾーンにはピタリ的中。 飲み飽きない。 それが肝心だ。
投稿日:2021年08月09日
軽快なイースト香が泡の揮発とともに立ち上がる。 味わいはレモンと青リンゴ。 ドサージュはかなり控えめな印象でそれなりにドライだが、自然な甘みを持った健全な酒質といった印象。 グレープフルーツの薄皮的な苦味が心地よい。 キラっとした硬質なミネラル。 こういう健全なクレマン、見つけておくと家飲みに重宝する。
投稿日:2021年06月26日
赤みの強い綺麗なルビーレッドだ。 アタックに感じられる酒質は細め。 レッドチェリーと梅の風味がチャーミングに立ち上がる。 しかし。 ミッドから丸みを帯びたベリーが広がる。 この広がり方は親しみやすいに素直に甘えられる。 ほのかに香るロースティな樽ニュアンスと柔らかくマッチする。 引き続き梅。蜂蜜梅のような心地よさ。 余韻の甘さは、すぐににもう一口が欲しくなる気にさせる。
クラシカル系の作りのキャンティで定評のあるオルマンニ。 やや淡目の優しい色目。 香りは比較的ネットした凝縮感を予想させる。 そこに揮発アルコール。 味わいは..ほどよく穏やかでほどよくジャミーな凝縮感のあるレッド系のベリー。 タンニンは収斂的に口元をキュっとさせる。 焦げ感のある樽香だが嫌味はない。 カカオの深み。
投稿日:2021年01月22日
穏やかでありながら旨味のある、旨味がありながら品があり飲み飽きない、優れたキャンティ・クラシコだ。 淡目の色目。ツヤが美しい。 レッドチェリー的なチャーミングな果実の立ち上がり。 スミレの花はやや艶やかな気配。 味わいはエレガントな酸、キメの細かなタンニンがどちらも美しい。 ミッドからイチゴ的なベリーが親しみやすく広がる。 仄かな黒胡椒的スパイスと焦げ感。
投稿日:2021年01月14日
なかなか秀逸なシノンだと思う。 抜栓直後は、クランベリー的なチャーミングでシャープな酸と、少し冷涼なカシスの果実の風味が立ち上がる。 薔薇の茎を思わせる心地よい青さはどこかツヴァイゲルトを連想させる。 酒質の印象は良好で濃いエキスだが緊張感とシャープさを備えている。 アフター、そして抜栓後暫くしてからは、親しみやすいリッチなブルーベリー的風味が広がる。
投稿日:2020年10月20日
トースト的な比較的軽快なイースト感がまずはフワっと立ち上がる。 果実はまさにルビーグレープフルーツ。そこに蜜をかけたような親しみやすい風味。 ミント的な青さ、艶のある食感も心地よい。 ともあれ絶妙な糖度感だ。ブリュットの範囲内で素直に甘えられる、そんなツボにハマるエキスの具合。
投稿日:2020年01月03日
たちあがる香りは、いい意味でオースドックスな親しみやすいフランボワーズの風味。奥に梅キャンディーの切ない甘酸っぱさが。 エキスは比較的穏やか。タンニンは緻密で酸は中庸かつチャーミング。 熟成感は一見それほど強くないのだが、しかしアフターに旨味成分がジワジワと感じられる。さすがだ。
投稿日:2019年08月31日
茎や青い木の葉などの植物的な風味、クランベリー的な果実感といった「若々しいベクトル」と、ブルーベリー的で親しみやすいエキス感の「リッチな方向性」が共存する盛りだくさんなバランス感だ。おそらく、少量のメルローがツヴァイゲルトの個性をよい按配に収めているのだろう。 ちなみに、個人的には抜栓の翌日以降がより開いてくる印象を持った。抜栓直後は前者のベクトルが支配し、翌日以降に後者のベクトルが立ってくるというプロセスだ。
投稿日:2019年03月13日
なんと、希少土着ロッセーゼ単一。 ファンタジックなエチケットは見ているだけで笑みがこぼれる。 予想よりは色づきのある外観。 パイナップル的なトロピカル香がまず立ち上がる。 さて味わいは。フレッシュハーブと乾燥系ハーブがダブルで押し寄せつつ、先のパイナップルに、柑橘、花梨、アプリコットなどの果実が重層的に主張する。そして意外にも仄かにドライシェリー的な酸の立ち方。アルコール感も高め。苦味とミネラルも頼もしい。 なんというか、ポジティブな意味での手強さがあるワインだ。偉大な品種なのだと思う。
投稿日:2018年12月16日
これはなかなかに上手な仕上がりのピノ・ノワールだ。 明るいキラリとした色調のルビーレッドが美しい。 立ち上がりは意外にもコンガリした集焙感。 そこからイチゴ香がポワンと顔を出す。 味わいは、線は一見細めだが凝縮感のあるイチゴとフランボワーズ。樽ニュアンスとの相性もよい。 秀逸なのはミッドからの旨味。ダシ感に長けている。 酸は親しみやすい仕上がり。 余韻は長め。果実感がながく心地よく残存する。
投稿日:2018年11月23日
比較的淡く、綺麗に澄んだ色目。 立ち上がる香りはやや線が細いが心地よい。ビワ、マスカット、パイナップル、そしてグレープフルーツといったヴァラエティに富んだ果実感だ。 味わいの基本はライムとマスカット。マスカットの皮目、アルコール、フレッシュハーブ、ミネラルを感じさせる。
投稿日:2018年07月29日
クラシックとモダンの均衡がうまく保たれたCCだ。 リッチなエキスを予感させる甘い香りが心地よく立ち上がる。 口に含むと味わいはそれに比してシャープ。レッドチェリーにほのかなクランベリー、そして若々しいブルーベリー。 酸の立ち方が少し山ぶどう的な要素も含んでいてとてもチャーミング。 度が過ぎず自然な樽ニュアンス。
マスカットと青リンゴの親しみやすい香りが心地よい。 味わいは思いのほか酸がしっかりしている。ただし快活というよりはエレガントで優しい強さ。そこにミネラル。白い花。
投稿日:2018年06月27日
とてもきれいに丁寧に作っているのが、身体に雑味なくスッと入っていくことから察せられる。 色調は淡めの透き通ったルビーレッド。外観だけ目にすればピノだと思うかもしれないが、それもやはり独特のエロティックな色調がそこに重なっている。 レッドチェリーとフランボワーズ、そしてイチゴの香りが半端なく心地よい。絶妙な甘み感の果実香。チェリーは少しシロップ漬けさせたくらいの親しみやすさだ。 ただし、味わいの線は香りの強さにそれに比せば細い。ストレスなく楽に身体に染み込む感じだ。エレガントな酸、ほのかな焦げ感、そしてスミレの花。
投稿日:2018年01月28日
香りはマスカット主体に柑橘。少しオイリーな感触。 味わいはエキスが穏やかで柑橘主体。青苦味と生のタイムのニュアンスが快活だ。 ロエロのアルネイスよりは全体に線が細い印象だ。 ただ一方で、ボディはライトながら果実は軽くコンポートしたような熟成感も微かに伴っている。マルヴィラの素晴らしさを気軽に楽しめる一本。
ピエール・ガイヤールの息子が手がけるヴィオニエ。 バナナ、白桃コンポートあたりのフワっとした果実。ガーゼのような肌触り。 酸は比較的穏やかだがバランスは悪くない。 白胡椒に白い花。そしてイースト。しかしこれらもトゲはない。 優しい方向性のミネラル。 ヴィオニエの良さをこのクラスできちんと体感できるのは素晴らしい事実だ。
投稿日:2017年12月20日
ハーフボトル。それに因んで言えば、大河ならぬ可憐な小川(Bach)の流れを眺めながら、白いコットンの衣服を纏った清楚な少女への初恋に物思う青年のような、そんなリースリング。 小川を流れる土手に咲く可憐で小さな白い花を思わせるような、キュンとした花の香り。 樹木系の蜂蜜に、若い青林檎、そしてフレッシュなレモン。 キリっと口蓋を引き締めるミネラル。 個人的にこのサイズそしてこのお手頃感は、小旅行の際ボストンバックに忍ばせて宿でのナイトキャップにするには打ってつけだと思う。
投稿日:2017年12月01日
一言でいえば「胸キュン」のイランシー。 仄かに黒みがかったルビーレッドは、透明感が美しい。 品のよい柔らかなレッドチェリーの香りがフワっと鼻腔に。 優しい果実味。エキスは程々だが、緻密なタンニン・柔らかい甘み・エレガントな酸のバランスが抜群。この味覚バランスはとても親しみやすい。心地よい焙煎香もそれを引き立てる。 余韻にはアタックとはまた異なるチャーミングなイチゴ的酸が可憐に残る。
投稿日:2017年10月10日
グラスから立ち上がるのは、ライチと高糖度のマスカットを折り重ねたようなリッチな果実香。 しかし。一口含むと豊かでありながら意外にも優美な味わい。 仄かな苦味、マール、栗、ペトロール、白胡椒、丁子、そしてシェリー樽。 上品なエキス感の中から多種多彩なニュアンスのオンパレード。 かなり「上級者向け」のゲヴュルツかもしれないがかといって「飲みにくい」わけでは決してないところがさすが。 じっくりニュアンスを楽しみたい一本。