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HOME > ミネラルくんさんのレビュー
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投稿日:2016年06月08日
家飲みクラスのカベルネソーヴィニヨンとしては優等生だろう。 濃縮感と加熱感のあるブルーベリーとプラム。熟度が高くエキス感が豊か。 一方、カシス、そして冷涼感は控えめ。 酸は柔らか。 タンニンはリッチなロースト感と相俟いつつ荒さを感じさせない。
投稿日:2016年05月04日
とても親しみやすいブルーベリーの果実。 香りの立ち上がりは強く、味わいも抜栓後時間が経つにつれてみるみる豊かになってゆく。 快活な酸と柔らかいタンニンのおかげで、余韻は軽快。 若々しい花の香り。スミレ。そして黒胡椒。
投稿日:2016年04月02日
果実はレモンと青林檎。 程よい蜜感にシャープな酸が重なることで、心地よい蜂蜜感に。 樹木系の花の香り。 引き締まったミネラル。
投稿日:2016年01月27日
このクラスでこのクオリティは流石ベッカー。 シャルドネではあるが仄かに青みを帯びた色目。 そしていわゆるアロマティックな香りの立ち上がりだ。 酸が穏やかめのレモン、そしてルビーグレープフルーツ。 香り高いが味わいとしては果実の厚みはほどほどだ。線は細めでフレッシュ。 一方で、ヨーグルト的な発酵香のニュアンスも感じられる。 シュル・リーであろうか。 ミネラルも良好。
投稿日:2015年12月31日
「背伸びの無い健全なグルナッシュ」という印象だ。 フレッシュな赤紫。 青い茎の香りがまず立ち上がる。とはいえネガティブな意味においてではなく爽快な心地よさをもたらしてくれるタイプの青さだ。 その後にイチゴ、ブラックチェリー。 若々しい花の香りも。 やや収斂感のあるタンニンと溌剌とした酸。スパイス感は控えめ。
投稿日:2015年12月08日
ミネラルに恋をする。 そんな表現が相応しいサントーバン。 なんて強力で引き締まったミネラル感なのだろう。飲み手を魅惑でねじ伏せ雁字搦めにするようなミネラル感。 このミネラルと強めのロースト感のセットが、極めて興味深い風味をこのワインにもたらしている。 果実は、アタックは控えめだが、ジワジワと口中にその複雑な風味を刻印し、最終的な余韻は長くそして美しい。 ちなみに、エチケットが個人的に好みだ。
色目は薄めのルビー。 キャンディがかったイチゴ、レッドチェリーに、バニラ、コーヒー様のロースト感。白い花。 青い野菜と植物の茎のニュアンス。ただしこれらは若々しさの証しとして交換が持てる範囲内だ。 酸が思いのほかはっきりと感じられ、葡萄の熟度は意外に控えめだ。 この品種が苦手な人でも、納得のゆく味覚バランスだと感じた。
投稿日:2015年11月03日
香り高い、仄かにジャム感のあるブルーベリー。 糖度は高め。リッチで親しみ易い果実味だ。 ややしっとりした土、あるいは腐葉土の香りも。 酸は、エキス感に比べれば穏やかな印象。 ロースト感。 気軽な家飲みとしては不足の無い新世界メルローであることは確かだ。
投稿日:2015年10月06日
このクラスで久々に唸らされたローヌ。 驚く程香り高い。やや加熱感のある、エキス感豊かなブルーベリー、プラム。 そしてその豊穣さを、キレのいい酸がみごとに統率している。 黒胡椒のスパイス、タンニンともにとても上品で優美。 グルナッシュとシラーのバランス感が、素直にああ素晴らしいと唸らされる。
投稿日:2015年09月25日
この品種のキャラクターをオーソドックに保持しつつ、それでいて「この品種は苦手」派にも受け入れられるであろう、巧みなラインを保持した作りだ。 色目は「いかにもアメリカのジンファンデル」という程には黒々しくも濃くもない。ツヤのある赤紫。 まず、こんがりしたロースト感が立ち上がる。 やはり果実感が圧巻。加熱感のあるブラムにブルーベリー、ブラックベリー。 ただし、タンニンと酸が柔らで綺麗なので飲み疲れ感はさほどない。スパイスも上品だ。 そして特筆すべきは、赤系の果実感がほどよくバランシングされていることだ。さほど煮詰めていないフレッシュなイチゴジャムのような。
投稿日:2015年09月09日
「万人受け」という表現は状況次第ではネガティブでもあり得ることを承知で言えば、シューベルトは明らかに、ポジティブな意味で「万人受け」するピノだと思う。 そして、それに甘えられるキャラクターを備えたピノ。 まるで、あのもう一人のシューベルトのようだ。 色目は仄かに黒がかった綺麗なルビーレッド。 香りの立ち上がりが強い。 赤果実のエキス感が濃い。熟度の高いラズベリー。そこにリッチな黒果実感がバランスよく被さる。 甘味もそれなりにあるが、アルコール感ととても柔らかいタンニンと綺麗な酸とのバランスが絶妙。 それにしても、なんて親しみやすい、でも繊細さと深みを失わない果実味なのだろう。
投稿日:2015年08月13日
爽やかなしかし熟れた青林檎。シャッキリ目の白桃。そしてレモン。 甘味も深いが酸のキレ(レモン的な)が強いので、樹木の蜂蜜様の軽快さが感じられる。 そして白い花。
投稿日:2015年07月02日
可憐かつ気品のある柑橘香。 はっきりした酸。ただし刺すほどではない。 濡れた初夏の青草。 ミネラルが強い。硬質な、でもなにかしとやかな、不思議な感触。
投稿日:2015年06月17日
色目はやや黒みがかったルビーレッド。 鼻腔への香りが卓越的。イチゴ、ブラックチェリー、ラズベリー、レッドチェリー。 味わいも豊かだが、上手に引き締まっている。 カカオ、コーヒーのロースト感も上質かつ親しみ易い。 やはり安定感のあるそして健全なピノだ。
投稿日:2015年06月14日
まだ若々しい、やや紫がかった赤。 メントール、杉の香りが初夏の微風として鼻腔を貫通する。 味わいを含めた風味は、まさにカシス。そしてやや加熱感のあるブルーベリー、プラム。エキス感に溢れている。 嫌みの無い程度のほどよい甘み、ツルんとした酸味と相俟って、絶妙の親しみやすさが実現している。 乾燥した樹木の葉、コンモリした土の香り。 こういうカベルネも、一つのありかたとして実に素晴らしいですね。
投稿日:2015年04月30日
色目は、既にやや枯れ感さえある絶妙な黒紫。 エキス感のある加熱的なブルーベリー、プラム。 特にネットリしたプラムが印象的。 ただし、酸がはっきりしているために余韻のモタレ感はない。 生肉、干し肉、黒胡椒、焦がした材木、革、コーヒー。ニュアンスも多様だ。
投稿日:2015年04月21日
これは極めて素晴らしい。ミュスカデのポテンシャルが興味深いことを典型的な仕方で再確認させてくれる。 色目は淡いレモンイエロー。 香りのニュアンスが繊細かつ複雑。青林檎の皮、濡れた青草、乳酸飲料、トースト、フレッシュハーブ。 味わいとしては、中心は青林檎。
投稿日:2015年03月18日
日常使いの食中酒としては、ある種の模範と言えるのではないだろうか。 切れば血が吹き出るような若々しい色目。 果実は想像よりはやや黒勝ちのバランス感だが、エキスが豊かでとても安定している。ブラックチェリー、ブルーベリー、そしてフランボワーズ。仄かにジャミーな感触も。 茎のような若々しいニュアンスに、これも想像よりはしっかり目のタンニン、そしてミネラル感。 複雑さで卓越しているというよりは、基本的な味わいがしっかりと実現されているという印象。
投稿日:2015年02月24日
やや強めの酸を伴っての野菜感・植物感が展覧会的で楽しい味わい。 キャベツ、アスパラ、湿った青草。レタス。 なかなかインパクトのあるワクワクするSB。
投稿日:2015年02月17日
キュートなエチケットが楽しい。 アプリコット、金柑の皮の湧き立つような香りと味わい。 甘味はそれなりにあるが、仄かな苦みとしっかりとした酸が全体を引き締めている。 洋梨のコンポート、栗の花、そして蜂蜜。 百花繚乱といった趣。