こんにちは。ショップ店長の江崎です。
この夏、フランスが厳しい暑さに包まれるなか、アルザスのドメーヌ・ボット・ゲイルを訪問しました。
当日も強い日差しが照りつけていましたが、畑に立つと心地よい風が吹き抜け、アルザスらしい爽やかな空気を感じることができました。
当主のジャン=クリストフ・ボットさん自ら畑やセラーをご案内くださり、ワイン造りへの想いやテロワールについて、じっくりとお話を伺うことができました。
2026年、世界的に権威あるワイン評価誌で3つ星へ昇格したアルザスの名門、ドメーヌ・ボット・ゲイル。
「ビオディナミは目的ではなく、すべてはテロワールを表現するための手段。」
という言葉。
健全な土壌で育った完熟ブドウを大切にし、人の手を必要以上に加えない。その土地が持つ個性を、そのままワインへ映し出したいという想いが、すべてのワイン造りの原点になっていました。


「Umami」という言葉に込められた哲学
試飲を通して強く感じたのは、多くのワインに共通する美しい塩味と旨味、そして長い余韻でした。
ジャン=クリストフさんは、日本語の「Umami」という言葉をワイン哲学を表すキーワードとして大切にしています。
果実味だけではなく、ミネラルや旨味、そして余韻まで含めて楽しめる味わいは、まさにボット・ゲイルらしさ。グラン・クリュを飲み比べると、それぞれの畑の違いが驚くほど素直に表現されており、テロワールの奥深さを改めて実感しました。



和食との相性も抜群!
ボット・ゲイルのワインは、刺身や寿司、天ぷらなど、日本料理との相性も非常に優れています。
実際に試飲したワインでも、魚介料理や和食を思わせるペアリングが数多く提案されており、「Umami」という考え方が日本の食文化と自然につながっていることを実感しました。
今回特に印象に残ったワイン

★ボット・ゲイル クレマン・ダルザス エクストラ・ブリュット アプソリュ グラン・キュヴェ NV
熟成由来の香ばしさと旨味、引き締まったミネラルが見事に調和した一本。寿司やホタテなど魚介料理との相性も抜群で、「フランスで一番美味しいクレマン」と紹介される理由に納得しました。
こちらは8月14日、15日のスペシャル有料試飲でお試しいただけます。
★ボット・ゲイル リースリング グラン・クリュ シュロスベルグ 2022
繊細な塩味と透明感が印象的なグラン・クリュ。派手さではなく、土地の個性を静かに語りかけてくるような味わいでした。お刺身や少し炙った鱧によく合います!


ボットゲイル入門編はこちら
アルザスの太陽の恵みを十分に感じられ、ほのかな甘みとバランスのとれた伸びのある酸味、余韻のミネラル感が心地いいリースリングです。
印象的なエチケットは、ジャン=クリストフさんの大きな手がモデルとなっています。
価格もお手頃!私も大好きな一本です(*^-^*)
ワインはもちろん素晴らしかったのですが、それ以上に印象に残ったのは、ジャン=クリストフ・ボットさんご一家の温かいお人柄でした。
畑への敬意、ワインへの情熱、そして訪れる人を温かく迎えてくださる姿勢。そのすべてがグラスの中にも表れているように感じます。
アルザスを代表する生産者として世界的な評価を高め続けるボット・ゲイル。その魅力を、ぜひ皆さまにも味わっていただければ幸いです。
