研修3日目、アルザスからTGVを乗り継ぎ、次に訪れたのはシャンパーニュ地方。
駅に降り立ってまず感じたのは、どこか華やかで品のある街の雰囲気。大きな公園や美しい建物、そしてランス大聖堂。大聖堂に向かうジャンヌ・ダルクの像の迫力を感じ、いよいよシャンパーニュ巡りが始まります。


◆ドメーヌ・ギィ・シャルルマーニュ
まず初めに訪問したのはドメーヌ・ギィ・シャルルマーニュ。
1892年創業、コート・デ・ブランのグラン・クリュ、ル・メニル・シュール・オジェを拠点とするRM(レコルタン・マニピュラン)です。現在は4代目フィリップ・シャルルマーニュから、姉妹のジュスティンヌさんとマリーさんへと代替わり。5世代にわたって家族で畑とワイン造りを守っています。


この真っ白なカーヴがとても印象的で、持っていた黒いカバンが少し壁と触れただけで、まさにチョークの白色が付き、チョーク土壌を実感した一コマでした。
ル・メニルの丘陵を中心に29区画を所有し、レ・シャティヨン、レ・クレメ、レ・オー・ジャルダン、レ・ミュゼットなど、メニルを代表する区画が並びます。
ちなみに、ギィ・シャルルマーニュの真向かいには、あの有名なシャンパーニュ生産者、サロンがあります♪
今回は細かな資料を見せていただきながら、じっくりテイスティング。


◆シャンパーニュ・グラン・クリュ ル・メニル・シュール・オジェ レゼルヴ ブラン・ド・ブラン ’25デゴルジュ ~ミネラルとエレガンスの調和~

今回試飲した「La Grande Réserve」は、ル・メニルの12区画を選んで造られるノン・ヴィンテージのブラン・ド・ブラン。
長い澱熟成によって、メニルのテロワールを表現するキュヴェです。現地でいただいたものは2025年5月デゴルジュ、ベースは2018年。
ドザージュ量も以前より減らされており、キリッとしたミネラルと非常に長い余韻が印象的!
飲んでみて改めて感じたのは、メニルらしい硬質なミネラルと、そこにある絶対的なエレガンスです。
他にも試飲させていただいた「レ・シェティヨン」は、ミネラルの硬質さの中に、どこか蟹の旨味を思わせるようなニュアンス。しかも生産量はわずか約2,000本。ル・メニルの中でも特別な区画の個性を感じられる一本でした。
こういったミネラル感のあるブラン・ド・ブランは特に冬の蟹との相性は素晴らしく、ワインを合わせることで蟹の甘みがさらに強く感じられるそうです。ぜひ試してみたい(^^♪
◆畑の仕立てと樹の管理
マリーさんのお話で特に興味深かったのが、畑の仕立てと樹の管理についてのお話でした。
一般的には、伸びてくる副梢を取り除いたり、枝を切り戻したりして樹勢をコントロールしまが、ここではあえて枝をある程度残す方法を採用しているそうです。
枝を残すことで葉の量を確保し、樹の中に空気を通しながら、余計な枝を伸ばすことに使われるエネルギーをブドウへ向ける。さらに近年は温暖化の影響もあり、毎年同じ仕立てをするのではなく、その年の気候や樹の状態に応じて調整しているそうです。
◆進化するギィ・シャルルマーニュ
今回の訪問で改めて感じたのは、ギィ・シャルルマーニュが「メニルらしさ」をただ守っているだけではなく、畑と樹を見ながら、さらに美しい方向へ進化させようとしている生産者だということ。
以前から好きな生産者でしたが、今回実際に畑を歩き、姉妹のお二人から話を聞き、ワインを飲み比べてみて、ますますファンになりました。
私たちが取り扱っているおすすめの2本をご紹介します。
🥂ギィ・シャルルマーニュ グラン・クリュ ル・メニル・シュール・オジェ レゼルヴ ブラン・ド・ブラン NV【人気定番】
優れたキレと鋼のようなミネラルを備えたロングセラーキュヴェ!
【WGオリジナル ドザージュ・ゼロ!】
🥂ギィ・シャルルマーニュ グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン キュヴェ・シャルルマーニュ レ・クルメ ドザージュ・ゼロ 2016【人気定番】
レ・クルメのブドウ100%(単一畑)で造られる、ドザージュ・ゼロ シャンパーニュ! このドザージュ・ゼロが買えるのは日本ではワイングロッサリーのみです!
