シャンパーニュ地方で次に訪れたのは、ドメーヌ・ヴァルニエ・ファニエール

ド・スーザやジャック・セロスなど、名だたる造り手が軒を連ねるブラン・ド・ブランの聖地、特級アヴィズ村。その中でも、ひときわ印象に残るのがヴァルニエ・ファニエールです。

迎えてくださったのは、当主のヴァレリーさん。明るく温かく、太陽のような女性です。

レンガの装飾が素敵な建物 
明るい笑顔のヴァレリーさん

まずはシャンパーニュ製造の設備を見せていただきました。

垂直式プレス
ジャイロパレット

写真の垂直式ブレスは、ブドウを木製の板で挟み、上から圧力をかけて果汁を搾る、昔ながらの圧搾機。シャンパーニュなどで伝統的に使用されているものです。

ジャイロパレットとは、「ルミュアージュ(動瓶)」に使う機械・ラックです。

写真のように大量のボトルを金属製のケージに入れて、少しずつ回転・傾斜させながら、瓶口に澱(おり)を集める工程に使います。

実際の醸造現場で、こうした伝統的な圧搾機をはじめとする設備を間近で見ると、ワイン造りの歴史や工程をより身近に感じます。

この日は、ヴァレリーさんと一緒にランチをいただきました。食事を囲みながら、ヴァルニエ・ファニエールのシャンパーニュを楽しむという、とても贅沢な時間です。

まずいただいたのが、Extra Brut Rosé Chalk Spirit

名前の通り、このシャンパーニュの大きな特徴は「Chalk=白亜」。コート・デ・ブランのテロワールは、薄い表土の下に、ベレムナイトという小さな貝の化石からなる白亜質土壌が深く続いています。ブドウの根はその深くまで伸び、水やミネラルを求めていく。その土壌が、ワインに美しいミネラルの骨格を与えています。

赤い果実と、まだ熟しきらない柑橘のような香り。口に含むと繊細なミネラルが広がり、食事にもとてもよく合うロゼです。

そして、もう一本がJean-Fannière Original Grand Cru

このキュヴェは、ヴァレリーさんの祖父ジャン・ファニエールに捧げられたもの。1950年代に、それまで売っていた葡萄を自らシャンパーニュに仕立てることを決めたことから始まったキュヴェです。使われているのは、クラマンのグラン・クリュにある50年以上の古木。5年間の瓶熟成を経て、テロワールのミネラルと繊細さをそのまま表現しています。

こちらは当店でも取り扱っておりますので、ぜひお試しください♪

そして、次のヴィンテージからラベルも変わるそうです。新しいラベルは、月をモチーフにした可愛らしいデザイン。これからのヴァルニエ・ファニエールを象徴するような、素敵なラベルでした。

良い葡萄、素晴らしいテロワール、そしてそれを大切に受け継ぐ人。 ワインだけでなく、ヴァレリーさんの明るさや温かさまで含めて、「また訪れたい」と思わせてくれるドメーヌでした。

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ヴァルニエ・ファニエール アヴィーズ グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン ブリュット・ゼロ NV 【人気定番】

フレッシュでクリスタルのような外観。レモンの生き生きとしたアロマに、熟した果実、青リンゴ、酸味のあるお菓子のニュアンスが混じり合います。口に含むと、アタックは生き生きとしており、シャルドネの繊細さが十分に表現されています。フレッシュで夏らしい香りが感じられる仕上がりで、お寿司やシーフードにぴったりです。


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