しっかり学んで産地と生産者の魅力を再確認!
こんにちは、ショップスタッフの江崎です。
先日、業務終了後に、ワインのインポーターとして多くのシャンパーニュを取り扱うヴァンパッシオン 様によるワイングロッサリースタッフ向けの勉強会に参加しました★
より一層シャンパーニュの魅力をお客様にお伝えできるよう、産地ごとの個性や生産者の哲学、製法などを学びながら、17種類もの銘柄を試飲しました!その様子をレポートします。


シャンパーニュの魅力
シャンパーニュと言えば、キリッと冷やして乾杯のイメージですが、優れた作品は、その後少し温度が上がっても美味しく、お料理と合わせたり、色んなシチュエーションで楽しめるとのこと。実際、温度が高くなって泡が少なくなっても白ワイン的に楽しむことができるものあり、より理解が深まりました。
自らの畑で愛情を込めて、丹念に栽培された葡萄を用いて作られるRMシャンパーニュはどれも素晴らしく、それぞれの個性や特徴を実感することができました。なかでも、印象的だった生産者を3つご紹介します。


エリック・ロデズ
エリック・ロデズ グラン・クリュ アンボネイ キュヴェ・デ・クレイエールNV(デゴルジュマン2024年)
素晴らしいピノ・ノワールの産地として知られるアンボネイ村に拠点を構えるエリック・ロデズ。評価の厳しいワイン誌RVFでも『最も3ツ星に近い2ツ星生産者』と言われています。アッサンブラージュに定評がある彼ならではの、ピノ・ノワール由来のしっかりしたボディと、シャルドネ由来の生き生きとした酸味と生命力、樽の芳しさが存分に感じられました!
様々なエッセンシャルオイルを使用するなど、独自のアロマテラピーによる自然農法を実践し、ナチュラリストとしてのこだわりを持っていることが特に印象的でした。
ポール ・バラ
ポール ・バラ ブージィ レゼルヴ ・ブリュット NV(デゴルジュマン2023年)
1833年からシャンパーニュを造り続ける名門ドメーヌであるポール・バラ。特級ブージィ村にある186あるRM生産者中、No.1に選ばれています。真南に向いた斜面と粘土質の表土が若干厚いことから、力強いピノ・ノワールが産み出されると言われる産地。ベーシック・キュヴェながら、一番搾りである「テート・ド・キュヴェ」だけを使用するという贅沢な製法で造られ、繊細さと力強さを感じることが出来ます。この力強さはぜひお肉に合わせて飲んでみたい味わいです!
ラ・ボルドリー
新世代の本質的なナチュラル派と言われるラ・ボルドリー。フランス国内でも高評価を受け、三つ星レストランにオンリストされているそうです。本当に美しいもの、美味しいものを分かっていて、その哲学をワインに落とし込むのが非常に上手な生産者である、という言葉が印象的でした。 こちらは3アイテム全て感動!
エクストラ・ブリュット トロワ・コントレ NV (デゴルジュマン2024年)
ピノ・ノワール70%、シャルドネ20%、ピノ・ブラン10%から造られる。生き生きした酸やフルーティな香りが、気分をリフレッシュさせてくれる感じです!暑い夏にこそ飲みたい一本です。
ロゼ・エクストラ・ブリュット ドゥース・フォリー NV(デゴルジュマン2024年)
樹齢50年の単一畑から造られるロゼ。クリーミーな泡と厚みのある味わいが、幅広いお料理に合わせやすそう♪
ブラン・ド・ノワール ブリュット・ナチュール・ドゥ・クワ ・トゥ ・メル テュ NV
商品名のDe Quoi Te Meles Tu ? は「関係ないのに口出してるの?」という意味だそう。爽やかで繊細な味わいでした。

今回、17種類ものシャンパーニュを実際に試飲しながら、生産者の想いや土地の背景など、貴重な情報に触れる機会に恵まれました。この体験を通じ、これまで以上にお客様へシャンパーニュの魅力と素晴らしさをお伝えしていきたいという想いが、強くなりました。 そして、私自身もシャンパーニュのことをもっと好きになり、もっと知りたくなりました。
ヴァンパッシオン の皆様、素晴らしい機会をありがとうございました。
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