代表の吉田まさきこです! 先日、京都の名店「北風と太陽」にて、ワイングロッサリー主催の特別ワインディナーを開催いたしました。

旬の食材を使ったお料理に、アジア・オセアニアNO.1に輝き世界ソムリエコンクールでも5位になられた岩田ソムリエがワインを厳選していただくマリアージュ・ディナーです♪

この日のセレクションは、ニュージーランドやオーストラリアという、新世界の魅力が詰まったラインナップ。岩田ソムリエが一つひとつのワインの背景や造り手の想いを語りながら進む解説は、まさにライブ感たっぷり。

■ワインとお料理のペアリング

🥂 前菜と泡
フォアグラ × 梨 × マルドン塩に、スモール・ワンダー ブラン・ド・ブラン 2021(オーストラリア)

フォアグラの濃厚さを梨の甘みと塩が引き締め、ブラン・ド・ブランの繊細な泡と爽やかな酸味が軽やかにまとめます。華やかな幕開けにふさわしいペアリング!

🐟 サーモンとオレンジワイン
「サーモン × ビーツ × キャビア」に、エアリー・バンク グリ・オン・スキンズ 2022(オーストラリア/ヤラ・ヴァレー)

美しいピンク色のお皿に歓声があがりました。サーモンの旨みとビーツのジューシーな味わいに、キャビアの塩味。果皮ごと発酵させたピノ・グリが紅茶や柑橘のニュアンスで複雑味を添えます。

🐟 秋刀魚のリゾットとピノ
秋刀魚 × 焙じ茶 × カカオ × 牛蒡(リゾット仕立て)に、フイア ピノ・ノワール 2019(ニュージーランド/マールボロ)

香ばしい秋刀魚と焙じ茶の香り、カカオのほろ苦さ。そこにチェリーの果実味あふれるピノが寄り添い、和の食材を見事に包み込むペアリングは大絶賛!「ピノと秋刀魚は初めて合わせた」というお声も多くいただきました♪

🍠 サツマイモ料理と白ワイン
サツマイモ × ミガス × ハモンセラーノに、ブランク・キャンバス ホールダウェイ ヴィンヤード ソーヴィニョン・ブラン 2023(ニュージーランド/マールボロ)

薩摩芋の甘みとハモンセラーノの塩気に、爽快なソーヴィニヨン・ブランがピュアな柑橘とハーブを重ね、素材の魅力を一層引き立てました。通常はサツマイモには赤ワイン、というイメージを覆されました。

🐟 鯛とシャルドネ
鯛 × 翡翠茄子 × ディルに、レヴァンティーン・ヒル エステイト シャルドネ 2019(オーストラリア/ヤラ・ヴァレー)

火入れの美しい鯛に翡翠茄子とディル。美しく緊張感のあるシャルドネは「まるでピエール・イヴ・コランやルフレーヴのよう!」という声があがるほど。鯛とミネラル感がぴったり。

🐑 仔羊と赤ワイン
仔羊 × トマト × タイムに、カレスキー オールド・ヴァイン グルナッシュ 2022(オーストラリア/バロッサ・ヴァレー)

タイム香る仔羊のローストに、樹齢の古い畑から生まれたグルナッシュが持つ濃厚な果実味とスパイス。堂々としたマリアージュはシメにふさわしい貫禄でした♪

🍇デザート
無花果 × バニラ × 胡椒(デザート)

ワインはあえて添えず、素材の魅力をそのまま楽しんでいただきました。胡椒のアクセントが印象的で、最後まで余韻深い締めくくりに。

1つずつ岩田ソムリエが詳しい解説を交えながらワインを注いでくださるスタイルでのディナーに、

「普段なかなか飲めないスタイルを知れて楽しい」
「料理との組み合わせでワインがこんなに表情を変えるとは!」
そんな声があちこちから聞かれ、ワインと食の奥深さを分かち合えた夜となりました。

ご参加くださったお客様、ワインのセレクトと解説してくださった岩田ソムリエ、ご協力いただいたGNR様、そして「北風と太陽」の澤田シェフをはじめとした皆さまに、心より御礼申し上げます!

ワイングロッサリーはこれからも、ワインと料理の幸せな出会いを皆さまにお届けしてまいります🍷✨

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