代表の吉田まさきこです! 先日、北海道のワイナリー視察に行ってきました♪ 今や北海道のワイナリーはとても多くなりましたが、その中でもまだ新しい産地、函館のワイナリーを2軒訪問しました。

函館ワイナリーツアー、一日目はDUE PUNTI(ドゥエ・プンティ)さん!
美しい仕立ての葡萄畑では、灰色カビ病対策で花かす落としの真っ最中。一房ずつの作業、大変です、、
DUE PUNTI(ドゥエ・プンティ)は2020年、北海道北斗市に誕生したワイナリー。立ち上げたのは、世界各地でワイン修行を積んだ井坂真介さんです。

名前の意味はイタリア語で「コロン(:)」=“ふたつの点”。
ワイン造りにおける「品質重視」と「広い視野」、この二本柱がコンセプトだそうです。

ワイナリーはとってもコンパクトですがスタイリッシュ!
栽培するぶどうはメルロー、ピノ・ノワール、ピノ・ブランなど。
土壌は黒ボク+粘土で、水はけや寒さ対策も手間ひまかけて調整。最近は、収穫後すぐに冷却してブドウを痛めない工夫も始めておられます。

発酵はSO2(酸化防止剤)を極力使わないナチュラルスタイル。ピノ・グリやピノ・ブランでは、スキンコンタクトや樽発酵にもチャレンジ中!
ロッソ、ピノ・ノワール、ピノ・グリなどのワインたちは、スパイス感や果実味、ほどよい酸が魅力的。
畑も拡張予定で、目指すは年産3〜4万本。次なるスタッフも募集中らしい…!
これからのワインはますます素晴らしくなられる、新しい北の星です✨

そして、二日目に訪れたのは「ド・モンティーユ&北海道」!
ブルゴーニュの名門「ドメーヌ・ド・モンティーユ」が調査を重ねて選んだ次なる舞台です。
冷涼な気候と火山性土壌に惚れ込んで、函館近郊の丘の上に大規模なワインプロジェクトを展開されています。

フランス仕込みの哲学をそのままに、ピノ・ノワールやシャルドネを中心に栽培・醸造。野生酵母&最小限のSO2で、クリーン&芯のあるエレガントなワインに仕上げられています。

畑は40ha中15haまで植栽済み、目指すは30ha。丘の上の絶景ロケーションに、醸造施設&レストランはすでにラグジュアリー全開。
しかも5年後にはホテル建設も計画中で、すでに多方面で取り上げられている注目度!

ピノ・ノワールは区画や時期で除梗率を変え、今後に備えて設備もさらに整え中。そしてケルナーも清涼感がありつつ芯のある味わい!

「自分たちのやり方で、媚びずに、自由に」——そんな哲学が感じられる、素敵なワイナリーでした。

この場所を決めるまでに相当調査されたそうで、だからこそのこれだけの投資なのでしょうね。
5年後にホテルが出来るそう!
その頃にまた来たいなぁ。ワイン片手に、丘の風に吹かれながら函館の海を見たいですね。


朝市での海鮮丼やソフトクリームなど、函館グルメも堪能しました♪
ご一緒していただいた皆様、ありがとうございました!