フィネス溢れるブラン・ド・ブラン

ヴァレ・ド・ラ・マルヌに本拠を置く、トリスタン・イエストは家業に参画した2003年から自身の名義でシャンパーニュ造りを始めました。30の異なる区画で栽培されたブドウをリュー・ディごと、品種ごと、別々に醸造。それぞれのテロワールを表現する、生産量1,000本以下の小ロットのキュヴェが実に10種類以上もあります。

こちらのワインは異なる4つの区画で栽培されたシャルドネを使用し、2016年のベースワイン80％に、リザーブワインをブレンド。ドメーヌの所有するシャルドネの区画は石灰が主体ですが、どの区画にも異なる割合で粘土が混じっているため、フランス語の「レ・テール・アルジルーズ=粘土土壌」を意味するキュヴェ名がつけられています。

洋梨や白桃などのフルーティーで丸みのある果実のアロマが広がります。粘土石灰土壌に由来する緊張感と豊満さ、石灰土壌から成るシャープさを兼備し、フィネス溢れるブラン・ド・ブランです。