ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペール　ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー　ブラン　2018

調和の取れた美しい味わいの白ワイン

1992年、ラングドックのアニアーヌに設立されたドメーヌ。当時、自社で栽培から瓶詰めまで行うことはこの地ではまだ珍しく、初リリースから瞬く間に人気を博し「一生に一度は飲むべきワイン」と言われるほどの地位を確立しました。当主ローランが2021年4月にこの世を去ったことは世界にショックを与え、彼が手がけたヴィンテージは今では入手困難ワインとなっています。

トゥルトゥ、レ・ブルスに位置する9つの区画ごとに醸造します。除梗、破砕の後、5,000Lのステンレスタンクでアルコール発酵を行い、Seguin-Moreau社製のドゥミ・ミュイを使用し、2年間熟成。瓶詰めまでの間、シュール・リーの還元的な環境下で熟成をします。

白い花と柑橘系果実の可憐なアロマに、火打ち石のニュアンス。口に含むと、フレッシュでコクがあり、余韻は長く、フィニッシュには香ばしいトーストのような風味も感じられます。非常に調和のとれた美しい味わいの白ワインです。