こんにちは!WEBスタッフの長澤です。
今回は、サウザンド京都で開催された『ボランジェ マスタークラス』に参加してまいりました。その様子を皆さまにお届けいたします🍾✨

■「ボランジェ」とは?
1829年創業、シャンパーニュ地方・アイ村に本拠を構える名門メゾン。
職人の手による伝統製法で支えられたクラフトマンシップに裏打ちされたエレガントで質の高いワイン造りで、世界中のワインラバーを魅了しています。
🌿 主な特徴
- 自社畑比率60~70%
品質を支える自社畑で、特にピノ・ノワールを中心に栽培。 - マグナムボトルでの熟成
空気との理想的なバランスを追求し、100万本規模でリザーブワインを保管。
毎年その中からテイスティングで厳選された10万本を使用。 - 長期熟成へのこだわり
ノンヴィンテージでさえ36カ月以上の熟成(法定基準は15カ月)。
発酵には香りを落ち着かせた古樽を使用し、20~30年にわたり大切に使い続けています。
「伝統」と「革新」を両立させた、まさにシャンパーニュ界の職人魂が息づくメゾンです。
■ ボランジェのDNA「ピノ・ノワール」への情熱
ボランジェのスタイルを語るうえで欠かせないのが、ピノ・ノワール。この品種こそが、ボランジェの名声を築いてきた核となる存在です。
その精神を現代的に表現したのが、「PNシリーズ」。このシリーズは、シャンパーニュ地方におけるピノ・ノワールの多様なテロワールとスタイルを追求する、非常に革新的なプロジェクトです。毎ヴィンテージごとに異なる村にフォーカスし、伝統を守りつつ新しい表現へと挑戦し続けています。
今回のマスタークラスでは、この「PNシリーズ」の中から2アイテム、
- PN AYC18(アイ村/2018年)
- PN VZ19(ヴェルズネイ/2019年)
そして、ボランジェのプレミアムキュヴェ、
- ラ・コート・オー・ザンファン2013
を比較試飲しました。それぞれ異なる個性を持ちつつも、どれもピノ・ノワールの魅力を存分に表現した素晴らしいシャンパーニュでした。


🍇 PN AYC18
- メイン産地:アイ村(2018年)
- 印象:柑橘果実の爽やかな香りと、果実味がぎゅっと詰まったリッチで開放的な味わいが魅力の、非常に表情豊かな1本です。※残念ながら現在の販売在庫はなしとのこと。
🍇 PN VZ19
- メイン産地:ヴェルズネイ(2019年)
- 印象:白果実の繊細かつ複雑な香り、複雑で奥深い風味が特徴的。ミステリアスさを感じる、まさにピノ・ノワールの奥深さを感じさせる1本。
🍇 ラ・コート・オー・ザンファン 2013
ボランジェ最高峰のキュヴェ「ラ・コート・オー・ザンファン」。わずか4haの畑で、南向きの2haではコトー・シャンプノワ、北向きの2haでシャンパーニュが生産されており、この畑専属のチームがあるんだそう。2haの畑から造られ、さらに一番搾りのみを使用する大変贅沢な1本。
- 産地:アイ村 グラン・クリュ「ラ・コート・オー・ザンファン」
- 印象:熟した果実や花の蜜のような香り、複雑味と旨味に溢れながら、いきいきとした酸の絶妙なバランス。贅沢かつ優雅、まさに“次元の違う”シャンパーニュ。
ボランジェのクラフトマンシップとピノ・ノワールへの情熱を、五感で感じることができた今回のマスタークラス。伝統を大切にしながらも常に革新を続ける姿勢に、深く感動いたしました😊
現在、「PN VZ19」を特別価格にて販売中です!この機会にぜひ♪

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