樽発酵・樽熟成による深みのある味わい

ヤラ・イエリングは、1969年にDr.ベイリー・カローダスによって設立されたワイナリーです。酒精強化ワインの人気によってブドウ栽培が途絶えてしまっていたヤラ・ヴァレーに注目し、再びワイン生産の中心へと復活させました。

2008年にカローダス氏が亡くなった後、2013年にサラ・クロウがワインメーカーに就任。その手腕は高く評価され、ジェームス・ハリデーが選ぶオーストラリアの「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー2017」に輝きました。

こちらは、サラ・クロウが手掛けたシャルドネです。手摘みで収穫後、バスケットで圧搾する前に足で踏んでつぶします。24時間果汁を寝かせた後、発酵樽に移します。熟成に使用する樽はフレンチオークのみ（30％新樽）で、500Lの大樽と228Lのバレルで10カ月間熟成させます。

白桃の優しいアロマが香り立ち、グレープフルーツのいきいきとしたニュアンスがフレッシュさを持続させています。樽での発酵、熟成によるテクスチャーが、味に層と深みと与えています。

ホタテのグリルなどの魚介類と相性抜群です！