ヴァイングート・ケラー　ダルスハイム　オーペラー　フーバッカー　リースリング　GG　2021

エキゾチックな複雑さと繊細なエレガンスが両立する「フーバッカー」

ケラー醸造所はラインヘッセンのダルスハイム村に本拠地を置くワイナリーです。現当主ペーター・クラウス・ケラー氏は、安価なワインの地域のイメージを覆そうと、志をともにする生産者と一緒に高品質なリースリングやピノ・ノワール造りに注力しました。現在ケラーは、各媒体で毎年のように最優秀リースリング賞を受賞。ゴーミヨ誌では、過去10年で最も受賞歴のある生産者として殿堂入りを果たし、世界で最も人気のリースリングワインの生産者となりました。

ケラーのGGシリーズは、その研ぎ澄まされた別次元の味わいと、辛口リースリングの偉大さを伝えるもはや芸術と言える作品です。現地でもお目にかかることすら中々できない希少性で、手に入れられる方はほんの一握りです。

8世紀の前半には、すでにダルスハイム村のブドウ栽培は花開いていました。この土地で造られたワインが、数回にわたって王族に寄贈されていたという史実が存在しています。ラインヘッセンの核ともいえるこの畑「フーバッカー」は、1789年以来ケラー家が所有する4haの石灰岩のモノポールです。南東斜面は、黄色い石灰岩土壌で、エキゾチックな複雑さを表現します。繊細でエレガント、ミネラリーな余韻がいつまでもつづく逸品を生み出します。